砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Blue Larkspurこそ菊花賞的なスタミナ血統なのかもしれない

Blue Larkspurは米血統においてもよく見られる。その中でもより良い経由は以下のようなものだと感がている。

・Nothirdchance

→Blue Larkspur×Man o' War*2×Sir Gallahad

Hail to Reasonの母

・Lalun

→Blue Larkspur+La Troienne

Never BendBold Reasonの母

・Banish Fear

→Blue Larkspurの娘

→Cosmic Bombの母、Prince Johnの2代母、

・Big Event=Businesslike=Belle of Troy

→Blue LarkspurとLa Troienneの娘

→BEはBlue Eyed Momo、BuはBusanda、BoTはCohoesを輩出

・Myrtlewood

→Blue Larkspurの娘

Mr. Prospectorの4代母、Seattle Slewの5代母

・Roberto

→Blue Larkspur4×4

→略

とりあえずこんな感じ。みんなスタミナ的。

例えば・・・エリシオなんてすごいでしょ。Fairy King×Slewpy(Seattle Slew×Prince John)×Cutlass。DamascusもBlue Larkspurクロスだ。

Prince Johnの通りにPrincequilloと交わったときにBlue Larkspurはスタミナ化するらしい。例えばリアルシャダイ(Roberto産駒)×マルゼンスキー(Busanda&Princequillo)のライスシャワーサトノダイヤモンドエピファネイアなんかが挙がるかな。一応ステマの2頭も入れられなくもない。

流石に古い血統なのでまだまだ探し様がありそうで、いや、別に経由がどうこうではなく、血統が如何にスタミナ化するかの手法がPrincequillo以外にありそうなのだ。キタサンブラックの様にHaloからしか引かないこともあって、これをどうやって現代まで影響を残したのかがまだ分からない。

ブラックタイドに関してはNothirdchance≒RomanかつHalo×Princequilloで完結しているのだが、それに対してシュガーハートがどういった働きを以ってキタサンブラックを輩出するに至ったのか、これが全く以って謎なのだ。

切り口はいくらかあるだろうし、ノーザンテーストのスタミナから考えるのも一つ。俺はそれでしか考えたことはなかった。もしこの二つが重なり合うのであれば、俺の菊花賞勝率(馬券的な)は爆発的に上がることだろう。

目先の問題としてレインボーラインがある。これも良き教材だ。

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