砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

時間を要すること

母系にTudor Minstrelを持つディープ産駒の戦績 を知りたい。けれどここまで遠いとTargetは対応してくれない。Blushing Groomでさえ3代以内では対応しきれないのだ。

すると父Blushing Groomや母父Blushing Groom、あとMorn of Songといった名繁殖を検索し、そのデータを蓄積させるというアホな方法しかない。Blushing Groom一つでも厄介である。

またエタンという名血統、これは大体KrsDiesisから派生するので探すのは面倒ではない。しかし普通に名血統なものだから牝系奥に重ねられていることが多いのだ。もはや輸入された繁殖牝馬のほとんどを洗い出す必要があるレベル。

一番知りたいデータってのは「ディープインパクト×Mixed Marriage」なのよ。けれど代が遠すぎるし、名繁殖すぎて派生具合が半端ないし。エタン、Tentan、Known Fact、エーピージェットGone West、Lion Cavernと種牡馬陣があり、牝系が構築されつつあって、有名所ではパテントリークリアがあり他にレディジョアンという輸入繁殖がある。もう泣きたい。

6代内検索があったらどれほど嬉しいことかと思うが、必要であるとは言い切れないんだよねぇ。これを必要とするほど血統は多角的ではない。


ちなみに「3代以内にGone Westを持つディープインパクト産駒」で一番勝っているのは福永祐一。次にルメール・蛯名・小牧太武豊・ミルコの3勝組が並ぶ。勝率最高は3-0-0-2のミルコ、連対率は2-1-0-1のムーア、単回収は376円を2-0-0-4であげた松岡正海。(2勝以上の騎手に限る)

29騎乗であるから15騎乗のルメールの約2倍は乗っている福永であるが、5-5-4-15で単回収74円、複回収93円、実に平凡な数字である。ただ平均オッズ10.5倍で平均人気3.8倍であるから、「人気の馬を福永がギリギリ勝たせられるライン」、通称福永ラインを超えていない馬が多いとも読み取れる。ちなみにミルコが乗った5頭は全て1番人気であり、平均オッズ2.7倍である。

ちなみに芝千六に限定すると全体の単回収が133円まで上がる。これはガリバルディ中京記念ショウナンアデラ阪神JFも入るので重賞クラスでも有用なデータである。だが騎手別のデータを挙げるほどに量がない。マイルを走ったのは14頭しかいないから。

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