砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

牝馬切れの仮説 その1

Rivermanの切れとは同じフィリーサイアーとして血統を反映させたBlue Larkspurの影響が大きいと考える。であればRobertoもHaloもそうでなければおかしいが、そこを突き詰めると色々と見えてくるのではないか。

もしもRobertoの男性的なパワーをMan o'Warに求められるのであれば、Halo直仔として父系を大いに繁栄させるサンデーサイレンスの問題も解決出来る。なのでRivermanも同じ論法でディープブリランテやモーリスを輩出したのではないか・・・と。この2頭はTom Fool×War Admiral×Blue Larkspurの血統を持つので、これをHaloを使いながら増幅し、この解決を図ったのだろう。

その考えからすると、サンデーサイレンスを男性的に図太く表現するためにFlembette絡みのMan o'Warを使用することがマスト条件であり、その点からNashua≒Nantallah+Tourbillon祭りをモーリスとディープブリランテは同じくしたのだろう。この考えからもRobertoは例外かと思う。

先生のファンであれば「そんなの当たり前だよ」と思うが、Roberto×Rivermanの配合において性別の差はほとんど見られないのではないか。そしてディープブリランテの例からしRiverman×Miswakiにも同じ結果が求められるかもしれない。

逆にスノーフェアリーやFindなど外回りでもズバッと走ってしまう持続力型の化物Roberto牝馬の解明も出来そうだが割愛する。これはクロフネフレンチデピュティ絡みから語るたいことで、アエロリットやホエールキャプチャも例にしてなんか色々楽しみたい。

つまり大枠ではHaloもRivermanも似たようなものであって、それをTom Fool絡みのBlue Larkspurで輪郭をぼやかすことに成功している。この傾向はHaloクロスの4連覇、Tom Fool姐さんアパパネRivermanウオッカ、などなどのヴィクトリアマイルの勝ち馬たちにも通じる。

このあたりからまた印を打ち直してみようと思う。

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