砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ダービーの予想が終わって

こうなったらもう出馬表を見るのにも緊張感は皆無で、さっきまでいた神様に託すのみ。

それでもまぁ色々と気になる要素はある。特にレイデオロが気になる。こいつ、なんでこんなに人気になってんの?皐月賞で通用しなかったまくり馬がなぜダービーで人気しているのだ。そんなにルメールが好きなのか、競馬ファン

これはオッズ操作とか疑うレベルだね。理解できない。当日になって急落するパターンだろうな。

ベストアプローチは結構狙い目のオッズになってるね。これが馬券になる展開は想像出来ないけれど、穴党が手を出すには手頃だ。穴党の俺が言うのだから間違いない。

フォトパドックを見ると、アドミラブルの完成されたステイヤーぶりには惚れ惚れしてしまう。過去にこんな馬がダービーへ出走してきたことはないはずで、こういうのは菊花賞で仕上げられてくるものだ。早すぎるステイヤーなのか、それとも規格外の化物なのか。いずれにしても内枠が欲しかったな。

クリンチャーも流石の出来で、この段階でこの出来があるのはDanzigクロスの恩恵か。古馬かと見紛う立派な痩身は・・・うーん。これは2200mベストの馬かもしれんね。いや、2000mかな?これで靭やかにゆったりと走るならステイヤーかもしれないけれど、Roberto×Danzigでゴリゴリ動くから。機能や姿形は異なるけれどラブリーデイに見た四角っぷりだ。

仕上がっているからこそ距離の融通が効かないタイプで、スローで走っても溜めが効かないかもしれない。8分の1サンデーの中距離馬ってのはこういう風になっちゃうんだねぇ。しみじみ。

カデナは流石のフレンチデピュティ。しかしどうもこいつはヒシアマゾン男馬verにしか見えず、弥生賞の勝ち方なんてのは有馬2着のときとそっくり。だからミルコが差しに構えてレースを動かさなかったときは・・・福永の初Vまで見込んだよ。

カデナとスワーヴリチャードを比べたら、配合はダンチでスワーヴだけれど完成度まで含めたらどっこいどっこい。◎と△の差は鞍上だけであって、もし主戦が逆であったなら・・・。たらればだな。

福永祐一という男を見誤っていなければ、俺の予想に間違いはないはず。だがシュヴァルグランゴールドシップの騎乗経験が活きているならば、その対処も正しく行えるはずである。そればかりは未だにG1の大舞台で表現されていない部分だから、予想には組み込んでいない。

それをここで見せつけるのであれば福永祐一のファンとして喜ばしいことである。リアルスティールは明らかに福永が勝たせたはずのレースであるが、ちょっと変な人と馬が飛んできて戴冠を逃した。その変な人を使って日本ダービーを勝たせられたなら、今までのアホなビッグマウスも全て飲みこんで、三次元における福永のファンになろうではないか。

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