砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

関屋記念展望

中京記念中京記念らしく快勝したウインガニオンが人気。ただこれはスマートオリオンに近い登坂マイスターの千四馬なので、もちろん突き抜けているのは認めつつも、平坦の新潟千六では買い控え。中京千六で登坂後にもう一回伸びるってのは凄いことだけれども。

平坦のロンスパでガッツリと脚を使えそうなのは△ロードクエスト。東京千四のパラダイスSで脚が溜めきれなかったのは仕方がないし、あそこから32秒台の上がりを求められると流石に厳しい。展開も馬場も速かった。新潟はもう少し対馬場としてのパワーを求められると嬉しい。

ただその観点では関屋記念はむしろロンスパ過ぎるかもしれない。これも関屋記念というよりも中京記念タイプだから。母父チーフベアハートだし。

長い脚と言えばブラックムーンかもしれないが、これもどちらかと言えばズンドバの脚である。ダストコマンダーにリヴリアで、アドマイヤムーンだからな。ストライドでジワジワズバッではなく、スピルバーグみたいにピッチ脚を持続的に動かすイメージ。だから登坂混じりを一定の速さで突き抜ける方が合っている。東京ベター。

ディフェンディングチャンピオンヤングマンパワーがいる。デインヒルだからピークは長くないはずであり、ここは勝ち切るには足りないだろう。全ての要素が噛み合う瞬間が短いタイプで、今は少し後躯に肉が付きすぎているかも。千四に傾いているのでは。

はい、そういうわけなので◎オールザゴー。東京マイルでは評価を下げざるをえなかったが関屋記念ならそりゃもう爆上げよ。ここを勝ち切ってなんぼの配合だ。アルーリングアクトアルーリングボイスも基本的には平坦ベターだもの。ステゴ産駒ともなればそりゃもう平坦で。

そしてこの舞台でならばロードクエスト超えは可能ってなもんで、◯ダノンプラチナ。というかここで勝ちきらずしてどうするって感じもするが休養明けだから。前が厚くて熱い展開なので間違いなくペースは速い。蛯名は負担をかけずに直線へ向かせるはずだから弾けるはず。

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