G1馬が争う前哨戦・・・というよりもG2勝ちの似合う面々が揃った感じ。札幌記念G1昇格を望む気持ちからすれば物足りないし、ネオリアリズムの未出馬も惜しい。だがこれはこれで面白い。
物足りないからこそちっと雨でも、土砂降りになれば面白いかと思う。だが心から望むのはやはり、平坦2000mのスピード戦。ディサイファが勝ってしまうような、鋭さなしのガチンコ持続戦を。
だが当のディサイファは8歳で、マイネルミラノも7歳。高齢馬が多いのも特徴であろう。この特徴を利して溜めを作らずに展開するのか、むしろそのためにスローとなってしまうのか、展開読みがえらく難しい。札幌二千という条件なら出が遅いこともないはずだが。
モレイラがあり、またヤマカツ池添、エアスピルメールって話になると極端なスローはないかと。これらがそれを作り出すのはまた別としても、折り合い合戦になってもこれらと同等に争えるのは横ノリしかいない。横ノリとてサウンズオブアースで逃げ戦術を取るのも考えづらい。
・・・でもノリノリのノリはテン乗りでも逃げさせるからなぁ。前は馬を掴んでからやっていたのに。サウンズは別に走るのを止めているわけではなく、脚の使い所に悩んでいるタイプなので逃げへ活路を求めるのも間違いではない。番手から進められる馬だし。
かといって距離短縮で臨むここでハナを・・・とは言えないか。デスペラードさんがある。
そうか、デスペのイメージで捉えるならハナは十分に考えられる。父ネオユニであるし、また母父Dixieland Bandはまくりで抜群。アメリカンボス、デルタブルース、フミノイマージン、アクシオン、レッドリヴェールって。晩年のディキシーは小回りにて舞う。
札幌記念で上手いこと母父ディキシーが番手受けしたら誰も捉えられないんじゃないの？サウンズオブアース本命・・・ってのは先生と被りそうで残念だが、血統的には間違いのないところかと。絡めて間違いのない感じはするが。
これを捉えるとすりゃハープスター級の最強Specialしかいないでしょ。馬群を嫌うレベルのSpecialな馬でなきゃならないわけだが、そこまでの馬がいるかな？ビッグアーサーがいたら本命にしたかも（笑）
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