砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

菊花賞暫定印

ブレスジャーニー

◯ダンビュライト

アルアイン

ブレスジャーニーGraustarkを尻に敷いたダイナカールで、社台が頑なに狙い続ける「タニノギムレット×ノーザンテースト」の秀作。リアルシャダイの代用と言えばその通りであるが、ノーザンファームの中の人なりに代用としてタニノギムレットをチョイスした理由はあるはず。

臨戦過程に問題がありすぎるが、トウカイテイオーとて364日ぶりのレースを制したのだ。菊花賞は長丁場であるからレース勘が多少鈍ってもなんとかなるはずだし、出走馬中最高の配合に賭ける。3歳のトップクラスが集ってなお、この配合に比肩するはレイデオロのみ、だ。

ヨシトミ先生はどうかと思うが、新潟と同じように差してくれれば十分。レインボーライン福永の差しは非常に新潟的であり、サトノダイヤモンドがいないのだから届き得る。

ダンビュライトはダイナカールステイヤー。捲土重来を期す。ルーラーシップ推しの余波を受けて早仕上がりしただけであり、ここでベストパフォを叩き出す。ただ早仕上げに応えるだけの要素があるのも確かだ。切れ負けした前走からどれほど上向くか。

アルアイン皐月賞で優れた爆発力を示したが、実際はかなりHalo的な馬。立ち回りに優れ、小回りに適性を持ち、そして下り平坦もベター。ここを勝ち切る可能性は高いと見るが、あくまでも素質に限った話。京都三千でピンク帽をを得た上に鞍上が外枠下手のルメール。勝ち負けには間に合わないだろう。

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