砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

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母のファーストナイナーはDanzigを上手に活かした配合で、この牝系からはビリーヴも出ている。

Danzig×Ribot

Danzig×Secretariat

Danzig×Raise a Native

Danzig×「Nasrullah×Hyperion

というのはもうすんごい組み合わせであって、父ハーツクライがきちんと方向を定めているのも高評価。前走は案外だったが日本ダービー4着の粘りはフロックではない。だが、前走もやっぱりやることはやったコンマ8秒差の7着である。弥生賞2着を見ても二千四は長いのだろうし、長くなかったならばクビ差を翻してアドミラブルに先着していたに違いない。

母系にNDを一本しか引かないので本格化はもう少し先だろう。ハーツクライ産駒は二歳冬から3歳初春までは晩成を感じさせないが、3歳晩春よりは力負けの競馬が続くようになる。ジャスタウェイですらその傾向からは逃れられなかったし、好配合とてここではまだ力が足りないだろう。

中距離ならアドミラブルを下すくらいは出来る配合と表現であり、これからまだまだ強くなるだろう。一旦は条件へ落ちるが、明け5歳で重賞を賑わす逸材だ。

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