砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

マイルCS簡単予想

馬場はおそらく差し優勢であろう。しかし「だからこそ」の逃げ馬であるマルターズアポジーがいるので、隊列は早めに定まることだろう。だがこれが逃げるともなると中だるみはしない。

ややスローからのロングスパート戦というところだろう。重賞超級の4Fスパートに対して後続がどう展開するのか、実に楽しみ。

こうなると現役最強の千四馬であるレッドファルクスを狙うしかない。2年連続でスプリントG1勝ちの芦毛を本命に打つことになるが、さてどうなるか。

レッドファルクス

◯クルーガー

イスラボニータ

マルターズアポジーに印を打ちたい気持ちマックスなのだが、京都外だと前走の様に機動力にRobertoが封じられる可能性が。嵐猫直系はマイルCS特注ではあるし、それに相応しいスピードの持ち主と認められる。しかし気性がRobertoなのが難しいところで、単騎に持ち込むには難しいメンツだろう。番手を取りたい馬ばかりだ。

クルーガーはドイツHyperionのヌレサドRoberto。出遅れ癖は基本的にドイツ血統が理由で、Special軸の気性や速さってのはドイツに吸収されやすい。だからキングズベストGalileoはズブくてスタミナ的なのだ。

キンカメ×Hail to Reasonクロス血統なので考え方はレイデオロと同じ。レイデオロの場合はSeattle Slew経由なのでLyphardがベストで完璧だが、こちらはサドラーなもんだからDanzigが欲しい。Roberto×Danzigからしても間違いのないところ。

そこら辺はもうクルーガーではなくなってしまう話題なので終わらせるとして、この半端なドイツ緩さを処理したかったことに違いはない。

ただし、ただしだ。この緩さはドイツの男シュタルケなら型に嵌められる可能性が大きい。もしかするとシュタルケならゲートを出せるんじゃないのか?などなどワールドエース的な楽しみを期待してしまう。

マルターズアポジーのペースならば好位で十分であるし、脚が遅いだけで馬群は得意な部類。上がり特化のレースにならないというのであれば・・・可能性を見いだせる。

まぁ・・・イスラボニータが上手いこと抜け出して来そうではあるが、持続戦ならこちらを重視したい。

息抜き程度にやるつもりがガッツリ時間使ってしまった。

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