砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

フローラS回顧

今日は仕事中に交通事故があって、「おっ、これは馬券当たるんじゃないかな」と思ったんだが・・・。あの程度の事故で4000万配当を目論むのは欲張りだったな。


サトノワルキューレはきっちりと33秒4で差し切り。この流れで差し切られるのだから・・・本当に東京は外差し馬場だなぁ。相手が悪かったとも言えるけれど、田辺の好展開でさえ差せる馬場はちょっと異常。

多分オークスでも人気になると思うが・・・この内容はどう見るべきかねぇ。オークスってこんな風にフルスロットルで3Fをぶっ差すことは出来ない様な気が。今のオークスって2Fで差す流れでしょ。

だがこの類の素質がオークスへ向かった記憶というのもなく・・・これは「フローラSよりの刺客」だねぇ。


イオニアバイオって配合は良いけれどルーラーシップだから完成はもう少し先だと考えていた。テトラドラクマといい、牝馬は結構早めに完成させてくるみたい。

いや、ダンビュライトを思えば普通か。どうもキセキを基本と考えてしまうから、そこで間違う。しかしここで12kg増やして2着を確保するとは・・・これは正真正銘の成長分なのか、減った分を増やしただけなのか、1ヶ月しか空いてないから戻しただけなのかねぇ。


ノームコアは戸崎にしてはビュッとした先行。結果を見れば、あのタイミングでしか前には取り付けなかった。この馬だけが正真正銘の「先行」をして、きちんと残した。なかなか強い3着だと思う。

ハービンジャー×クロフネがきちんと先行しているってのが、そもそもの話、結構な事件だ。ラスティックベルの伝える「Raise a Native2×3」あるいは「Mr. Prospector≒Ragtime Girl1×1」は強固な遺伝。


総じて、「4分の3と4分の1」による緊張と緩和の大勝利という結果だろう。このレースの上位陣はみんな出世するに違いない。

だが桜花賞組の早熟に立ち向かえるのかどうか・・・ちょっとむずかしいところがあるよねぇ。



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