父ヴィクトワールピサ
母アクアリング
姉にはクイーンズリングがある血統でRivermanとNorthern Dancerのアウトを行っている点で配合のコンセプトは同じだ。本馬の場合は「4分の4Native Dancer・Almahmoud・Honora」を構成するのがミソ。
別居生活の父と母
最大のポイントは「Halo3×4のヴィクトワールピサ」と「Riverman4×3のアクアリング」で住み分けがされていることだ。その他にもヴィクトワールピサはCrepelloクロスであるし、アクアリングはAureole≒ハイハットである。ヴィクトワールピサはこれらにほとんど干渉しない配合にてジュエラーを輩出したし、またアクアリングもマンハッタンカフェとの間にクイーンズリングをもうけた。お互いに「距離をとるタイプ」である。
そんな二頭が配合された本馬は清々しいほどの別居生活である。「お互いの生活があるものね」と「ふたり」ではなくて一頭と一頭があるばかり。アクアミラビリスは困惑。
Love Affair
しかし父と母が逢瀬を重ねている事実もある。父のMr. Prospectorに対してRivermanによる「Nasrullah×Count Fleet」の供給を母は行っているし、また父母間のSicambre・Tudor MInstrel・Klairon≒My Babu・Pocahontas≒River Lady・Big Gameクロスなど散見。
上記の様な「4分の4」も見られる他、「4分の3Wild Risk(Worden≒Le Fabuleuxを含む)」なども。5代血統表の外では熱い。
ところでチャゲアスもLove Affairという曲を出しているよ。サザンばっかりじゃぁない。
Lorenzaccioへのアプローチ
上記の様にKlairon≒My BabuとBig Gameクロスによって問題はなさそう。ただ重要なのがClarionであるというのも確かであり、Klaironの血統中で最もいじりたいのはChelandryとIlluminataの親子。ChelandryはNeil Gowを輩出した名繁殖で、IlluminataはLadasの母としても有名。この2世代名繁殖のラインを絡めてなんぼ。
ただWorden≒Le FabuluexにNeil Gowが含まれる。次善策であるが、何もしないよりずっとましだ。しかし単純明快にはいかないな。表現がすこしぼやけるのよねぇ・・・。
主傍逆転
主流血脈はぼやかして、傍流血脈はくっきりと。大抵の配合はそういうものだ。しかしアクアミラビリスってのは主流をくっきりさせている。HaloとRivermanが明確に結びつき、表現される形だ。であるから傍流はあんまり出しゃばらない方が良い。ゲイメセンと一緒に片隅でオセロをやっているのがおすすめよ。
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