砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

POG2018~2019 1位アクアミラビリス

http://www.jbis.or.jp/horse/0001222165/pedigree/

ヴィクトワールピサ
母アクアリング

姉にはクイーンズリングがある血統でRivermanNorthern Dancerのアウトを行っている点で配合のコンセプトは同じだ。本馬の場合は「4分の4Native Dancer・Almahmoud・Honora」を構成するのがミソ。

別居生活の父と母

最大のポイントは「Halo3×4のヴィクトワールピサ」と「Riverman4×3のアクアリング」で住み分けがされていることだ。その他にもヴィクトワールピサはCrepelloクロスであるし、アクアリングはAureoleハイハットである。

ヴィクトワールピサはこれらにほとんど干渉しない配合にてジュエラーを輩出したし、またアクアリングもマンハッタンカフェとの間にクイーンズリングをもうけた。お互いに「距離をとるタイプ」である。

そんな二頭が配合された本馬は清々しいほどの別居生活である。「お互いの生活があるものね」と「ふたり」ではなくて一頭と一頭があるばかり。アクアミラビリスは困惑。

Love Affair

しかし父と母が逢瀬を重ねている事実もある。

父のMr. Prospectorに対してRivermanによる「Nasrullah×Count Fleet」の供給を母は行っているし、また父母間のSicambreTudor MInstrel・Klairon≒My Babu・Pocahontas≒River Lady・Big Gameクロスなど散見。

上記の様な「4分の4」も見られる他、「4分の3Wild Risk(Worden≒Le Fabuleuxを含む)」なども。5代血統表の外では熱い。

ところでチャゲアスもLove Affairという曲を出しているよ。サザンばっかりじゃぁない。

Lorenzaccioへのアプローチ

上記の様にKlairon≒My BabuとBig Gameクロスによって問題はなさそう。

ただ重要なのがClarionであるというのも確かであり、Klaironの血統中で最もいじりたいのはChelandryとIlluminataの親子。ChelandryはNeil Gowを輩出した名繁殖で、IlluminataはLadasの母としても有名。この2世代名繁殖のラインを絡めてなんぼ。

ただWorden≒Le FabuluexにNeil Gowが含まれる。次善策であるが、何もしないよりずっとましだ。しかし単純明快にはいかないな。表現がすこしぼやけるのよねぇ・・・。

主傍逆転

主流血脈はぼやかして、傍流血脈はくっきりと。大抵の配合はそういうものだ。

しかしアクアミラビリスってのは主流をくっきりさせている。HaloとRivermanが明確に結びつき、表現される形だ。であるから傍流はあんまり出しゃばらない方が良い。ゲイメセンと一緒に片隅でオセロをやっているのがおすすめよ。


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