砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

非サンデー、そして和田竜二探し

とっても今更であるが、今年の宝塚記念の上位3頭は非サンデーである。この3頭の他にはサトノクラウンがあるだけなので、この4頭BOXで当たったという話。

面白いのはヴィブロスが4着まで差し込んだこと。つまりHalo過多配合は非サンデーとしての適性を生むのである。(断定)


Mahmoudさんが出したラップを見てみると、押しっぱなしで押し切った小倉記念クランモンタナにイメージが近い。そう考えてみると和田竜二らしい内容である。

テイエムオペラオーから和田竜二騎手が学んだことについて、他者にそれを察することは難しい。しかし馬の素質を信じる姿勢というか、リミットを設けない騎乗ばかりはなんとなく分からないでもない。

サラブレッドは必ず人間の想像を超えてくる」という騎乗かもしれない。理解している点で勝負するのではなくて、自分の手の内に入れられていない要素をレースへ表現しようとしている?探求?狂信?冒険?

「お前はもっとやれる馬だ」という追い立て方ではない。「お前の良いところを見てみたい」ってわけでもない。「想像を超えてみろ」という上から目線でもない。

和田竜二という騎手は、何を思ってミッキーロケットをミッキーロケットにしてしまったのだろう。

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