砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

セントライト記念予想

サンマの美味しい季節となったけれど、今年のサンマは少し微妙。東北の大震災があった年は奇形レベルで大きいサンマがスーパーにも出回った。 モノが良い上に大漁だった。漁業関係者の家庭は良いサンマをタダで手に入れるものだが、この年ばかりは量が多すぎて「誰かサンマいらないか」なんて話に。アレほど美味いタダサンマはなかったぜ・・・。

予想印

◎レイエンダ ◯ギベオン △ショウナンラーゼン

君はサンマ

なんとなしにサンマの話を前置きとした。 「今、ちょうどいい具合に熟したのは誰だろう。」と考えたときにギベオンが浮かんだ。これ、すんごくいい感じに本格化してる。 アンビシャスがそうであったけれども、ディープインパクトWild Riskクロスを入れると中距離馬として晩成的に本格化するのよね。NHKマイルCもかかった状態での追走で、それによるロスは大きくないけれども、気性は激しそう。 またストライドがガバッとしている。Tom Fool表現かと思ったらBlushing Groomだった。こんなの戸崎圭太で間違いないじゃん・・・。

Feolaの君

「最も上り調子な奴は誰だろう」と考えたときにレイエンダが浮かんだ。なんかよく分からないけれども、Seattle Slewとして出来が良い。君の兄貴、本当にダービー馬なの?帝王賞とか勝ってない? なんでラドラーダの仔は芝なのかって話で、レイデオロは一子相伝の存在かと思っていた。レイエンダはダートに出るんだろうなぁ・・・と。キンカメのミスプロクロスだもん。Seeking the Goldで、Robertoなんだもん・・・! これはきっとFeolaクロスの影響が強いからだ。なんでそんなことをするのかって話だが、ダービー馬の母に理屈は求めちゃいけない。ウインドインハーヘアSeattle SlewでFeolaがオンになる理由は謎すぎるが。 だから英愛的なスタミナに不足はないはずで、ローカル最強馬だからセントライト記念も十分に守備範囲。とりあえず距離に問題がない。 サンデーサイレンスを学ぶにあたって、レイデオロは大変な材料である。しかしレイエンダはそれに輪をかけて貴重。こりゃとってもスンバラシイ。 日本の歴史的サイアーがどれほどHyperion的頑強をグッと引き締めていたのかって話だ。サンデーのために誰もがHyperion的な瞬発能力を得たし、逆にレイエンダはそれに縛られない吐き気のする歩き模様ギャロップを習得した。 「ステイヤーたり得ない」ってのはサンデー世界の理屈であるかもしれない。トウカイトリックほど極端な適性があるわけではないにせよ、日本的ステイヤー・・・中長距離馬としての格に優れているから2000mを簡単に交わせるのではないか。

好配合のショウナンは機動力二重丸

中央で2戦連続のボロ負けを喫したが、半年足らずで中央へ復帰し、JRA1勝目をマーク。Fair Trial的に気性の悪い馬なので、やる気を出したらこんなものか。 前走の逃げはレッツゴードンキを思わせるドスロー。ヌレサドニアリーなのでこういうことも出来るが、あわよくばの競馬。本来は差し先行であろうし、吉田隼人の起用はそんなものか。 今回は枠がちょっと面倒くさい。内に人気が集まって、外に人気薄の先行が揃った。内を捌いて美味しい内枠はショウナンラーゼンくらいなもんで、ギベオンは戸崎なのでもう少し外が欲しかった。 おそらく最内のスペースが空くはずであり、それならばこの馬の最内差しが届いても。 [fin]