「モズスーパーフレアって何食って生きてんだろ」と夜中の気分でつぶやきましたが、我ながら良い疑問であったと思います。
馬なり人なり、興味のあるものに対して行き着くのはストーカー行為。ストーカー行為の行きつく先は食べ物だと思います。「あの身体はどんな食べ物によって構成されたのだ?」と。
害あるストーカーは直接的な事にばかり注目しますが、それはストーカーとして間違っています。どの様な家に住んでいるのか、どの様な道を通るのか、どの様な交通手段を用いるのか・・・環境からその人を想像することが大事であります。
何より大事なのは親です。対象の親類を調査し、一層の情報を取得することが求められます。一番手っ取り早いのは友人関係を築くこと。そして本人の知らぬことを知ること。
血統マニアとはストーカーとニアリーであり、競馬ファンというよりも競走馬のストーカーといった方が適切でありましょう。アイドルの追っかけなんかと性分に差はありませんね。
さて大阪杯。
私の解釈は「小回り1800m的な小回り2000m戦」です。(正しくは内回り)
したらば2000mタイプでいいじゃんけ!ってなるんですが、現状、2000mで強い馬ってそうそう出ないはずなのですよ。
そもそも2000mでしっかりとペースを刻む展開ってありませんから。絶対に緩みます。緩むから、1800mタイプが台頭してしまうものです。
けれど2000mをガチンコで踏破する馬がいれば別の話となってしまいます。
所詮は1800mと2000mの比較です。1400mタイプが1600mを勝つことだって当然ありますし、結果論でしかないようにも思えます。つまり、考えてもきりがないんでない?
けれど2000mでしっかりと負荷をかけられた結果、スロー巧者の人気をねじ伏せてしまった例はあります。ジャスタウェイとかですよね。
よって議論の根っこは、距離適性というよりも負荷をどれだけかけられるかってことになると思います。
その「負荷」の正体を考えますと・・・大阪杯においてはスピードの一点張り。どれだけ速く動くことに頓着しないかです。登りと下りはあんまり関係しないような。それが関係するのは200m延長された舞台である宝塚記念でしょう。
平坦スピードの持続力という点では、間違いなくStorm Catが最強の血筋でありましょう。アーモンドアイがその道における歴代最強馬ではないかと。
ということはダノンキングリーに逆らう理由があまりにも薄い・・・。ショウナンマイティとかキズナの系譜ですしね。
しかしキングリーこそが典型的な千八馬でして、どちらかというとエイシンヒカリの系譜なのですよね。
これは血統的なものよりも、育てた騎手の関係ですかね。騎手がそのように仕上げたのか、それとも馬がそうであるから騎手が充てがわれたのか。これは陣営でないと分からないことではありますが、何にせよダノンキングリーは戸崎っぽい馬です。
戸崎っぽさは関東的とも言えましょう。東京の大きなレースを獲るために作られた馬だなぁと。
1800mタイプではダノンキングリーが最も強いと思いますが、2000mならば付け入るすきもありそうなもの。
関西の競馬を仕込まれた馬に一発がありそうな気もしますよね~。今年の大阪杯にはそういった類の配合馬が多いのでレースが楽しみです。
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