砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Siskinを考える

Siskinは名家名族の宝庫みたいな配合馬でして、そこらに関しては省略すべきでしょう。

私が注目するのはアグネスタキオンとの組み合わせです。

 

Siskin自身はBest in Show6×4で、母母Silver Starの父ZafonicからThe Minstrelを引きます。このThe MinstrelはNijinskyの甥っ子で、ロイヤルスキーの近親。そしてBest in Showとは同じ牝系で、Torpenhowまでが共通する親族同士です。

Best in Show×Flaring Topというのはベタな組み合わせでして、それこそトライマイベスト×Nijinskyのキンカメがそうであります。

いずれかのインブリードを継続したパターンをキンカメは持ちます。アーモンドアイがそうですし、ラブリーデイなどのNijinskyインブリードもそう。キンカメ×タキオンもポピュラーな組み合わせで、この傾向はルーラーシップにも引き継がれています。

であればSiskinへNijinskyを持ってくるのはシンプルかつ効果的っぽい。そもそもエンパイアメーカー×ダンシングキイ一家が高打率ですしね~。

ただ、American Pharoah×Nijinskyは案外。リフレイムくらいです。

 

American Pharoahを考えるならばStorm Catを持ってくるのがベター。

とすればアグネスタキオンが濃厚。タキオン肌へStorm Catを持ってくるのはポピュラーな手段です。

ここらへんの脈絡をもう一回掘り直しますとします。

 

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