◎コントレイル
◯サトノフラッグ
△ロバートソンキー
悩みはたくさんありますが・・・少なくともワールドプレミアだのサトノダイヤモンドだのフィエールマンだのという配合馬はおりません。それならサトノルークスやエアスピネルよりずっと強い中距離馬で足りるんではないかと。
強いて言えばサトノフラッグ。セントライト記念からちょっと意外な成長を見せておりまして、変わり身もあるんじゃないかと。京都長丁場におけるSwapsの差しは思いの外伸びます。
一番怖いのは乱ペースにおけるステイヤー候補。ロバートソンキーが中長距離で経験を積んでいれば本命も打てたかな。忙しい距離を走ってきたからこそのパフォーマンスかもしれませんが、それだけに本領という本領をG1の舞台に持ち込めないのは痛い。
福永騎手はあんまり要領の良い人間でないし、天才肌でもないし、天才でもないし、秀才でもないという印象。かといってこのレベルのジョッキーを凡人とすることもありえません。
意味のわからないことをしない人で、意味のわからない失敗も成功も見たことがありません。「こういうことをしたくて失敗したんだな、成功したんだな。」が素人目でも分かる騎手でしょう。
今回は素人考えでも壁を作るのが優先で、追い出しもギリギリまで我慢することが予想できます。この明快さが福永騎手の美点というべきで、勝ちきったときに「騎手が上手かった」ではなく「強い馬が勝った」とファンに言わせてくれるわけですね。
これもまたプロの仕事だと思いますし、ある意味では職人気質と言えるかもしれません。ここでも「ただただコントレイルが強かった」と言わせてくれるレースを見せてほしい。
[fin]
