砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

パソコンが壊れました

TARGETの血統検索を愛用する方には有意義であるはずなので、このブログへ書きます。

 

血統検索とはデータベースへの検索なので、パソコンのスペックがメチャクチャ要求されます。将棋では藤井二冠がやべぇスペックのパソコンを組んでいることで有名ですね。なので私もそこそこのスペックを組んでます。

そんで今回もパソコンを組み直そうというか、CPUとマザーボードを替えるくらいのことをしようとしたわけです。これについては問題なく終わりました。

ついでにHDDの増設も目論んだわけです。ここで問題が起こりました。

 

HDD増設の際に行ったことは以下の通りです。

  1. HDDをぶっこんだ
  2. HDDへケーブルを繋いだ

これだけのことですね。それで異常が起きたわけです。異常とは「パソコンを起動しようとすると、電源ユニット・CPUクーラー・ケースファンが一瞬だけ回って、止まる。起動しない」なんてことです。この際、マザーボードのLEDは光っております。通電はしているわけですね。

 

考えられる可能性はいくつかありました。

  1. CPUがいかれた
  2. メモリがいかれた
  3. 電源がいかれた
  4. マザーボードがいかれた
  5. ヤニホコリまみれでストップがかかった

とりあえずエアダスターでホコリを吹き飛ばしましたが、改善は見られませんでした。

新しいマザーボードはASROCKの「Z590 Steel Legend」です。こいつにはLEDの点灯によって異常箇所を知らせる機能があります。これによればCPUとメモリがやばいらしい。CPUソケットのピン折れを確認し、メモリを挿し直しましたが、特に変わらず。

やはりどこが故障しているのかが分かりません。

 

マザーボード・CPU・メモリ・CPUクーラーの最小構成を試みましたが、特に変化はなし。あぁ、いえ、正確にはこれへグラフィックボードが加わります。そしてこれが伏線です。

グラボが加わるのは新しいCPUが「Core i7 - 11700KF」であるためです。末尾のFはグラフィック機能の除外を示します。そのためグラボもつけなくては起動へ至りません。

また、この場合における起動とはBIOSの起動を意味します。HDDが繋がれていないのでOSは立ち上がりません。BIOSはマザーボードのメモリにある機能を使うので、HDDの出る幕はないのです。

 

自作PCを使う人間は・・・故障したらとりあえず電源を疑います。今回については私自身、電源が怪しいと思っていました。

上には書いていませんが、私はHDD増設の際にケーブルを変更しているのです。そのケーブルがいわくつきのものだったので、それが犯人ではないかと。

そのケーブルは随分前に買ったサーマルテックの電源ユニットに付属していたものです。こいつは初期不良をぶっかまして交換して、それもやっぱり初期不良でほっぽらかしたというものです。

今回の故障もそれが理由じゃないか、という目星をつけていました。ケーブル交換一発で壊れたんですから、サーマルテックの電源ユニットを初期不良せしめた犯人もこいつでは?(ケーブルは初期不良交換していない)

 

私は街のPCパーツ屋へ行き、新しい電源ユニットを買い求めました。

そしてこいつが動かない。壊れたであろう電源ユニットは上記のようにファンがピクリと動くのです。新しい電源ユニットは通電が確認できているのにピクリとも反応しないのです。

「ははぁ、こいつは初期不良!?」と思いましたが、ケーブルの接続ミスもありえます。その確認を何度も行いましたが、やっぱりダメでした。(伏線)

 

そもそもマザーボードはCPUとメモリの故障を知らせています。それなら前のマザーを繋げば電源の初期不良がわかるんじゃないか、と考えました。結論から言えば、やっぱりこれもダメでした。

それでも私は諦めきれず、電源ユニットテスターを買い求めました。これならケーブルのつなぎミスも少なくなりますし、ミスをしても試行回数でカバー出来ます。これもさっぱりでしたから、堂々と私は「これ初期不良っぽいんですが、確認してもらえますか。」と街のPCパーツ屋へ行けたのです。

 

ところがパーツ屋のオヤジは事も無げに動作確認をしてしまいました。電源が正常であることを無料で確認出来たので、収穫は盛りだくさんです。

帰ってから私は再びテスターへつなぎました。すると1発目でしっかり動作しました。意味が分かりません。オヤジが魔法を使って私の見ていない間に修理したんじゃないかと邪推したほどです。

そしてオヤジのつなぎ方を模倣し、今度はディスプレイへもケーブルを繋ぎました。これで最小構成にてBIOSの起動確認しました。よかったなぁ。

 

ここからはすぐ。パソコンを組み上げて各所のケーブルを繋いで、CMOSクリアもやっていたのでBIOSの再設定もして、無事に起動です。

しかし・・・新しい問題も発見しました。私のパソコンスペックに対して、電源の容量が少ないのです。650wじゃ足りない。

今は更に新しい電源ユニットをAmazonで注文しています。今回の件で電源ユニットのサブがあって困ることはないと実感しましたし。

 

今回の教訓としましては・・・

  1. 最小構成をやるときはディスプレイにもつなぐ
  2. ケーブルの接続ミスは本当にガチで多い

しかしね・・・最小構成を紹介している人の中には「CPUファンの回転で判断する」というケースもあったんですよ。私の場合はグラボを使うので別ケースだったみたい。

というかディスプレイへ繋いだ上でのチェックもしたんですよ・・・。これはこれで接続ミスってたみたいです。

なので上へ更に加えますと「手間は削らない」となりますね。1度だけやって「ダメだったー。次だー」じゃいけません。

 

[fin]