砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2022年優駿牝馬予想

桜花賞はウォーターナビレラが機動力による抜け出しで勝ちかけたが、スターズオンアースが絶妙の差しで交わし去った。

ヴィクトリアマイルの予想を終えてずっと思っているのは、「石橋脩騎手が主戦を務めていた馬は、コーナーワークが鍛えられている」ということで、ラッキーライラックとかもイン差しをこなしました。スターズオンアースもこの系譜と言えて、あぁ、だから川田も福永も戸崎もバッシュの馬で上手く差すんだな、と。

 

しかし優駿牝馬はどうあがいてもコーナーワークの競馬にゃならないでしょう。

現在の1番人気がサークルオブライフ。彼女が正しく王道のパターンで、マイルを軸とした牝馬三冠路線をきちんと走り切った中距離馬です。マイルの流れからしっかり直線で脚を使う。それを繰り返してここまで来た。疑ってはならないレベルの1番人気と言えます。

これが倒れるとしたら今まで積み上げてきたものが全て通用しないレースになりましょう。ラヴズオンリーユーとカレンブーケドールのワンツーで決まった19年のように、ガッチガチの中距離レースとなるパターンです。ただ、この2頭に匹敵する中距離馬が別路線から来ているかというと、微妙でしょうか。わかりません。

エリカヴィータとアートハウスは驚異。特にアートハウスです。血統表からこの表現を感じるのは不可能ではないか?

 

アートハウスはPocahontas的なところで走る馬ですが、驚異はその靭やかさ。競馬ファンなら大物の匂いを嗅がないことはないだろう、というくらいの。

あの力感の薄さ、それに相反する推進力。ヴィクトワールピサの孫で間違いない。ブロードアピールやディープインパクトも感じられる。これがPocahontasという名繁殖の力なのだという、素晴らしい表現です。

桜花賞馬を蹴ってこの馬を選んだのだ、と言われても納得が出来ます。

 

 

◎サークルオブライフ

○アートハウス

△ウォーターナビレラ

 

13年ダービーの様な展開が面白いかなぁと。

 

[追記]

金曜日の夜に書いて土曜日にこの記事が投稿されました。あ、まだ1日あるんですか。そうですか・・・。G1しかやらないから、曜日感覚が・・・。IPAT開いて気づきましたわ・・・。

 

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