砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ソールオリエンスが京成杯を勝利

「POG期間内」で「POG指名馬」による重賞勝利は初めてです。めでたい。

勝ちっぷりは想像だにしないものでしたが、外が伸びる馬場ということもあってはしゃぎ過ぎないようにしています。それを差し引いても素晴らしい内容でしたが。

 

ソールオリエンスを指名した根拠は「ドゥラメンテがKrisをニックスとするなら、キタサンブラックもそうなんじゃないのか。だってドゥラに惜敗してキタサンに辛勝したアンビシャスがKrisでしょ。きっとそうだよ」というもの。

スキア自体がすごく良い配合をしているし、兄のヴァンドギャルドもPOG期間に稼いでいます。ディープとキタサンでは重さが違うという見方も出来るんですが、末脚の強靭さという観点では同程度なんですよね。

 

ディープインパクト産駒に見る早熟性というのは「仕上がりの早さ」というよりかは、「スローへの適応力」と「Wild Riskの気性」というべきでしょう。当時の私には分からなかったことですが、キタサンブラックの伝える末脚の強靭さはディープ級で、ソールオリエンス自身は「4分の4Wild Risk」です。

現時点において、イクイノックスは素質で稼いだというべきで、ソールオリエンス自身はディープインパクト的要素で稼いでいるというべきでしょう。

なのでソールオリエンスがこの春にイクイノックスばりに稼いだとしても、イクイノックスの様に秋で更に上昇して秋天と有馬をねじ伏せることはないと思います。三冠を獲ったらイクイノックスと同レベルというべきかな。

 

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