砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

M.2 SSD導入再び

あれからまたPCをコネコネしまして、今使っているマザボにはやはりPCIe Gen4 ×4が2本あることが判明しました。グラボに1本使って、M.2 SSDに1本使えます。そんならSSD買っちゃおう!と。

説明書を素直に読めば勘違いはないはずですが、SATAの方で排他仕様があることから勘違いが始まったようです。実際にそういったマザーボードもありますから、M.2 SSDの導入は神経を使います。

右も左もわからない状況では疑心暗鬼となりがち。意味の分からない勘違いも起ころうものです。

 

ということで今回導入したのがWDS100T2X0E-EC。どういった商品であるかといいますと

M.2 SSD NVMe PCIe Gen4 ×4 となります。

今まで使用していたのがSA2000M8/250G。

M.2 SSD NVMe PCIe Gen3 ×4 です。

Genはジェネレーションの略なので、技術的に新しいのがGen4となります。あと今までのキングストンが250GBで、新しいウエスタンデジタルが1TBです。それと両方ともヒートシンクなし。

 

速度という観点で取り返しが付かないのがこの世代差で、Gen4 ×4でなければM.2 SSDである甲斐がありません。誤差とは言いませんが、SSDと明確な差が出てくるのはPCIe Gen4 ×4からです。

この世代差に着目する限りにおいて、Type2280一択となります。デスクトップPCでATXサイズのマザボを使っているならそれ以外に目移りすることがありません。

Type2242とかType2260とか、なにやら長さの違うものがあることを私も知っています。知っていますが、その差異については考えたことがありません。長さ的な部分で異なる規格があることを覚えておけばいいと思います。

 

Type○○という規格も重要ですが、接続方式についても気をつけるべきです。M.2 SSDとはいえども、SATAで動くやつがあるのです。SATAとはつまり、普通のHDDやSSDと同じスピードとなります。正真正銘、普通のSSDと誤差の性能しかないM.2 SSDです。

これは気をつけても気をつけきれない部分がありますから、本当に気をつけるべきです。例えばSA2000M8/250GのAmazon販売ページでは

ハードディスクインターフェイス NVMe

接続技術 SATA

とされています。意味がわからないので、価格.comなどを上手く使って情報の整理を図る必要があります。カテゴリへの理解を深めつつ、自身が何を求めているのかを考えるべきでしょう。「あれ?2.5インチSSDで全然よくね?」となることは結構多いものです。

調べまくって「理想の商品だ!安いし!」と思ったらSATAということもありますが。慣れると値段しか見なくなって色々麻痺するんですよね。妙に価格帯が似ているやつもありますし。(普通は2倍くらいSATAのほうが安い)

 

熱の問題、つまりヒートシンクのありなしも重要ではあります。私の場合はグラボとCPUの間にM.2 SSDが設置されています・・・。

もちろんヒートシンクはつけていますが、夏はちょっとやばいかもしれないのでPCそのものの熱処理に手を付けようと考えています。ケースファンの購入ですねぇ。

GPUのスペックが上がったことで以前ほど熱くならないのではないか、という希望もあります。それでもケースの上下を分断するくらいに大きなグラボですから、エアフローの問題からは逃れられないのです。

やばいのが下部。電源とグラボのファンが小さな空間を隔てて向かい合っています。電源とグラボの在り方は変えられませんから、この空間へ沢山の空気を送り込んであげたい。下部前面にケースファンを2つくらい置けたらいいなぁ。

 

ということでPCの話でした。TARGETは相当早くなってます。Deputy Ministerで血統検索かけて、繁殖牝馬の産駒登録馬のみで検索かけて、都合2分かかりません。爆速です。

PCの起動そのものも爆速です。Windows11にしたから・・・というよりかは、その要件を満たすための設定が理由でもありますか。

あぁ、そうだ。OSのアップグレードをするときは新しいドライブを買うと楽ですね。特にWindows11は要件を満たすのにディスクのパーティション方式が絡みます。MBRじゃダメー、GPTならオーケー。

私はWindows7から10へアップグレードしました。一度目のM.2 SSD換装時にGPTへ変えていればよかったのですが、私はその前に使っていたSSDをクローン化したのですよね。このSSDはWindows7時代からのものでしたので、MBRディスクだったのです。(GPT云々はWindows8が初出)

GPTへの変換は基本的にデータの全削除が基本です。一部の有料ソフトが例外となりますが、多くの人はシステムドライブに関しては全削除を推奨しています。つまり、OSのクリーンインストールです。

「Windows11をインストールするためにWindows10のクリーンインストールをするんですか?」という話でして、私もこんな間抜けなことをせずに済まないかと調べようと思いました。面倒くさいので調べませんでしたが。

それは万事がそうでした。「新しいディスクならWindows11を直接ぶっこめるんじゃね?」と思ったのですが、プロダクト認証がなされるかが不安でした。なのでWindows10をGPTでいれて、プロダクト認証を確認してからWindows11へアップグレードしています。

ここで私は「Windows10 Pro入れられんじゃん!どうせだからProにしよう!」とバカをやって認証してもらえませんでした。私はWindows10を2度インストールして、そこからWindows11をインストールしています。やっぱり間抜けじゃないか。

ただ、まぁ、このクリーンインストール祭りに際して、一切のストレスを感じさせないのはすごいというべき。やっぱりM.2 SSD早いぞ!

XPの頃・・・クリーンインストールは一晩で終わらなかったからなぁ。学校行って、帰ってきて、フリーズしているという、そんな地獄もありました。近頃のパソコンは本当にフリーズしません。よほどアホなことしないとブルスクも出しません。

スマートフォンもそうですが、こんなに安定した動作を保証してばっかりいるから高いんですよね。私程度が自作PCをやっていられるのも、相性問題だとかが起こらない時代であるからです。安定は素晴らしい。

 

[fin]