砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

小倉記念

小倉記念予想。


まぁ・・・少し難しいよね。

去年の覇者であるエクスペディション

七夕賞を快勝したマイネルラクリマ

重賞着内の常連ダコール

去勢したら本格化したメイショウナルト

とりあえずこんなもんかなぁ。

あくまで1着にくる馬はね。

まず注目すべきはマイネルラクリマだろう。

初めの頃はマイル路線で期待されてたみたいだ。

2歳、3歳は微妙だったかなぁ。外国産馬だったからクラシックは辛かった。

そんで4歳になってこれからってときに故障。

こりゃ駄目か、と思えばそうじゃない。

1年間空いて今年の3月にオープン戦で復帰。このレースは振るわない。

4月にまたオープン戦、これを快勝。5月もまたオープン戦。これは2着。

そして7月の七夕賞で大勝利。12年の京都金杯以来の重賞戦勝利。

このまま秋の古馬戦に挑んでほしい馬だよね。

秋の天皇賞か、それともマイルCSか。夏に賞金稼いで天皇賞行ってほしい。

ゴールドシップフェノーメノに敵うかどうか、てのは別)

5歳あたりで本格化した馬としてサクラローレルとかがあるよね。

それにあやかるのは難しいけれど実例があるから期待はしたいな。

・・・小倉記念に勝ったら本物だよなぁ。

ローテ的に秋は厳しいから冬や春か。

マイル距離ならマイラーズと安田記念

2000mなら・・・宝塚かなぁ。産経大阪杯もあるけど天皇賞の叩き台だからなぁ。

マイラーズ→安田記念宝塚記念 ってのが一番いいけれどちょっときついか・・・。

話がそれた。

小倉記念は・・・ちょいと不利が多すぎるかなぁ。

トップハンデだし関東馬だし。こんかい外枠いっちゃったし。

飛び抜けて強くないとこれはキッツいよ。

その点エクスペディションってのはたくさんの保険がある。

去年の覇者だ。そしてその時のメンツがまた強いのよ。

まずトーセンラー

今年、春の天皇賞2着に湧いた馬ですな。

そしてダノンバラード

宝塚記念2着で俺にいっぱい食わせた嫌な馬。このやろう。

結果的にフェノーメノジェンティルドンナ相手に勝った馬。

そしてアスカクリチャン。去年の七夕賞を勝ってる馬。

14番人気で飛んできたからね。さすが内田ですよ。

とまぁ、少し脅しているけれどそんなこたぁない。

トーセンラーダノンバラード、そしてエクスペディションの3強だったみたい。

ミキノバンジョーが4番人気になるようなメンツだったし。

でもね。この2頭が相手だったというのはなかなかに面白いよ。

トーセンラーゴールドシップを食ったし、ダノンは上の通り。

今年、猛威を振るっている4歳馬達に勝ってる馬に勝ってる馬なんだよ。エクスペディション。

そう考えたらちょっと強そうじゃない?

それに騎手が浜中になってからトントン拍子で登ってきてるからさ。

3歳の夏ごろにデビュー。正確には7月ね。これはかなり遅い。

そんで4歳の5月に浜中が乗って、12月には重賞を走るまでになってる。

1年でオープンクラス、ってのは夏を走る馬では珍しい。

冬はめっきり走らないけれど夏はある程度の安定感はあるし・・・。

だけど去年の小倉記念はフロックだと思えてくるよ。

ほぼ平均ペースで展開が向いていたし、他の2頭よりも前で競馬できてた。

ダノンバラードは冬春使って休みなしで夏なわけだし。

トーセンラーは・・・夏ならばエクスペディションの方が上なのかもしれない。

いやぁぁぁぁぁぁ・・・・この馬は分からない。

すごい気分屋なんじゃないの?コイツ。

中1週でも連勝したりするし、3ヶ月空けて一発目の鳴尾記念で2着取ったりする。

かと思えば5ヶ月空けじゃ走らない。と思ったら次に勝つ。

4ヶ月空けたパターンだと一発目も二発目も走らない。

うーん。

結局はこの一点に集約される。

「なんで七夕賞は走らないの?」

そして一定の答えを見出した。

「関東への輸送は堪えるんじゃないか」

・・・小倉も似たようなもんだと思うんだよなぁ。

ともかく小倉は走って福島は走らない。

そう考えりゃ・・・来るかもねぇ。

近畿以西+夏という条件下ならば。

あとは・・・メイショウナルトか。

コイツも分からんねぇ。セン馬になってから勝ってるけれど・・・。

小倉とも相性はイマイチだ。逃げてるからかもしれないが。

それに今回は武豊が乗るんだからちょっと期待したくなるし・・・。

でもろくに重賞走ってないし・・・。

まぁ、クールに考えると消しですな。うん。1着はないな。

最後にダコール

ダコールは過去の日記で随分と詳しく書いていた。

七夕賞 その3

・・・。

一言で表すと「後方一気の勝ち方は望めない」てことだ。

よっぽどの好展開じゃないと厳しい。

状況としては宝塚記念ゴールドシップに似ている。

後方から差す、そういう勝ち方が望めない相手にどう動くかってことですよ。

マイネルラクリマ相手に差し切れるか、というと難しいでしょ?

七夕賞を見ればよく分かる。4角から押し切る様な馬を差す脚は持ってない。

それじゃエクスペディションは?これも難しい。

今回は大体・・・8番手くらいから差しに来るでしょ?

好調時のエクスペディションの脚なら差させないよ。後ろからなんて絶対に。

二着三着に落ち着いちゃうってのはそういうことじゃないかな。

調子のいい馬を相手に差し切れる脚がないんだよ。

いろんな馬を差せてないよ。

春の天皇賞で好走したアドマイヤラクティ

何度も登場したダノンバラード

サダムパテックロードカナロア、メイショウカンパク、ギュスターヴクライ

トウカイパラダイス、アドマイヤタイシ、・・・マイネルラクリマ

面白いことに負ける馬には何度も負けるんだ。

メイショウカンパクなんてどうしても差せない。アドマイヤタイシも。トウカイパラダイスも。

マイネルラクリマも2戦2敗だね。全く差せない。

一矢報いたのはアドマイヤラクティ。2戦して1勝1敗。

逆もある。

サトノパンサー相手だと絶対に差すね。1着取れるかは別として。

あとエクスペディションも。2戦2勝してるわ。

セイクリッドセブンメイショウナルト、タムロスカイ、ここらへんも差してる。

この場合、七夕賞組とどう接するかだね。

マックスドリーム、タガノエルシコ、マイネルラクリマ これが上位組。

タムロスカイ、エクスペディション、ナリタクリスタル、サトノパンサー、これが下位組。

なにがなんでもこの上下関係を維持するか、そうじゃないか、大きな鍵だ。

でもまぁ・・・サトノパンサーには負けないだろうね。タムロスカイにも。

この2頭には何度も対戦して何度も勝ってるからさ。まずコレより下にはいかない。

つまりこいつらが穴を空けることは絶対にない。

ここでもエクスペディションの扱いに困るよね。

なんたってダノンバラードを差し切ってる馬ですから。

ダノンバラードダコール

かつ

エクスペディション>ダノンバラード

かつ

ダコール>エクスペディション

という図式。うーんorz

やはりエクスペディション(冬or関東以東)エクスペディション(夏かつ近畿以西)

バージョンを分けるしかないのか。

(なお中部地方及び北陸地方は謎)

とりあえず何が言いたいかというと

よほど思い切った方法を取らないとダコールの1着はない、ということだ。

そしてそれは過去に何度か試されている。そして芳しくない結果だ。

つまり・・・?

1着はないわー。

さて、マイネルラクリマかエクスペディションか。

・・・

どちらもハンデの重さが厳しい馬だ。

条件が同じ、というならば・・・

エクスペディションでしょうなぁ。

[fin]