砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

有馬記念

2023年有馬記念回顧

ジャスティンパレス横山武史がきっちり後方、それも最後方まで下げたのは流石というべき。ソールオリエンス川田との差がきっちり出たという内容です。 ただ、まぁ、馬の力でフィーバーしているだけだとルメール騎手に負けてしまうってのは確かにあります。だ…

2023年有馬記念予想

◎ドウデュース ◯タスティエーラ △ソールオリエンス 牝馬なら父母にSpecialのスタミナを抱えるパターンが好走。今年はオルフェ牝馬のライラックが穴っぽくても、掲示板までという読みですね。(オルフェーヴルの3代母グランマスティーヴンスがSpecialと近い…

2022年有馬記念回顧

書いてたけど、書き終えられませんでした。きちんとしたものを仕上げようと書き直しを繰り返していたら、自分の書こうとしていることが分からなくなるという、そういうやつです。 校正ってのはきちんと書き上げてからするもんで、途中から「これいらない、こ…

2022年有馬記念予想 その1

有馬記念は長いスパートから制するのが基本です。今となっては昔となりますが、その時の私はこんなことを書いていた気がします。 ノーザンテーストは3角で、Lyphardは4角で、Danzigは登坂で勝負を決める ノーザンテーストというのはオルフェーヴルを筆頭に…

2021年有馬記念予想

スプリンターズSだとかは世代交代を印象付ける傾向が強いレースです。有馬記念はそれとは真逆で、「最強馬はやはり最強である」という結果が出がちです。 ・・・ 正直、今年の有馬記念は見に徹したいっすね。こんなサドラーまみれの有馬記念は分からんです。…

2020年有馬記念回顧

勝ち馬は強かったんですが、作戦の弱点を突いたところはあるかと思います。 フィエールマンの前受けはスロー前提で、バビットの逃げに構えられるなら後続を封じられるだろう、というものであったかと思います。 そのまま進めばスローだったと思いますし、ク…

2020年有馬記念予想

◎サラキア ◯クロノジェネシス △ラッキーライラック とても悩ましい話でして。3歳馬の逃げでバリバリの有馬記念が実現するかというと怪しい。これを動かそうともなると菊花賞馬がやるべきなんですが、ワールドプレミアもフィエールマンも臨戦が悪いんですよ…

有馬記念予想

つい最近まで平成だと思っていましたし、令和もつい最近になって始まったものだと。 ところが世間は既に令和2年へ進もうとしていて、私は国家試験の勉強も手を付けていないままに残り1ヶ月というやばい状態。年なんて越したくないっ! 有馬記念は近年まれ…

セルフ悩み解決 有馬記念予想

初めての有馬記念は13年、衝撃のオルフェーヴルだった。 当時の血統知識は「NijinskyにFlambetteあるじゃん!」くらいなもの。あれから5年、積み重ねた知識量はそこそこのもんだと自負している。 それをもうそろそろ処理しなくてはならない時期が来ている…

有馬記念回顧

別に忘れていたわけではなく、リライトを繰り返した結果投げ出したのである。 武豊のあれこれを絡めて書いていくととても長くなり、それをシンプルに直すと書きたいことが書けていない。もうどうでもいいやーと。自己満足の記事ならOneNoteに収めておけばい…

有馬記念予想

キタサンブラックとの付き合いもこれで終わりであるが、有馬で本命を打つ適性は見出だせなかった。この馬は間違いなく現役最強の中長距離馬であるが、ゼンノロブロイもテイエムオペラオーも全てがハマったG1勝ちクラスの配合馬には破れたものだ。 ルージュバ…

牝馬によりて勝ち切りを見る

雑多にいつもどおりに。 ルージュバックは馬群を嫌うところがあるが、これはTudor Minstrelなどの短距離Hyperionが絡む牝馬ではよく見られる。Lady Jurorの追い抜きたい気性が裏返ったものだと考えられるが、つまるところスタミナ的になってしまうわけかな。…

有馬記念の精神

過去に書いた記事を読み直してみると「ブラックタイドはディープインパクトに敗れる」というようなことが書かれていた。随分と気合に入った言葉である。(他人事) ブラックタイドよりディープインパクトの方が靭やかであって、それだけに良質な頑強を受け入…

有馬記念登録馬イメージ

カレンミロティック~春天専門 A.P. Indy靭やかの平坦ロングスパート キタサンブラック~ジャパンカップベスト 平坦で稼ぐ前受けLyphard×Hyperion クイーンズリング~持続戦東京千八ベスト 持久力任せのRiverman牝馬 サウンズオブアース~札幌二千ベスト 靭…

買いたい馬券トップ3 有馬記念予想

注意事項 ・実際に買う馬券ではないので三連単とは限らない ・実際に買うとは限らない ・週末の予想と異なる場合がある 3位 キタサンブラック-シュヴァルグラン ワイド 真ん中の枠に入ったら武豊は逃げを打たざるを得ない。それも後続の脚を削るようにホー…

スワーブリチャードをちょっとだけ

この馬の成長曲線は予想以上に急激であり、5代アウトのハーツクライが3歳でこれだけ走るのは例外的。東京二千五でポンッと出して後手を踏まないどころか抑え気味に好位のインを取れたのは驚愕するしかない。東京二千五ってスタート&登坂なので内枠は行き足…

有馬までノンストップ

ジャパンカップ覚めやらぬ中、年末まで万全の有馬記念体制を敷くこととした。 取り急ぎ行うべきは出走予定馬の配合を追うことである。なのでとりあえずの印象をきっちり決めておく。これを怠ると土壇場で慌てふためくこととなるのだ。 キタサンブラック この…

武士沢友治騎手に思うこと 有馬記念後悔

マルターズアポジーは陣営が千四で使ったことすらある馬。また福島二千はマイル気味の千八馬がパワーとスピードで勝負出来る馬でもあって、最近の七夕賞や福島記念はあまり中距離馬が好走していない。(というのは先生のデータ) ※たまに先生の名前で検索を…

武士沢が男を見せた確かなG1展開 有馬記念回顧

キタサンの外をゴールドアクターが抑えてスローで武士沢マルターズアポジーが逃げる、という筋書きだっただけに予想外も甚だしい。こんなにきっちり逃げるのかよ。マイル~千八の馬でここまで強気に逃げたアホな騎手は有馬記念史においても稀だ。 バルザロー…

有馬記念予想決定版

中山の馬場は時計がややかかりながらも外差しが効かない感じかな。戸崎圭太が随分と積極的に競馬をしている。 日曜メインのころには多少なりとも外差しは届くかもしれないが、それでも届く脚は限定されるかと。これはちょっときれいな足捌きのサトノダイヤモ…

問題はいつも予定調和の先 有馬記念予想

出走馬チェックを書いていたがとても間に合いそうもないので未完成のままアップする。 仮にGlorious Song2頭がいなければ・・・間違いなくデニムアンドルビーに本命を打っていた。それは今回の予想における一大テーマである「ブラックタイドはディープインパ…

有馬記念予想・・・大穴版

この枠を見てから、ジャパンカップの内容をよく調べてから、フォトパドックを見てから。 色々と情報をチェックしてみたらちょっと内枠の2頭は潰されるんじゃないかと思うし、ゴールドアクターはなんだか大阪杯でディーマジェスティと叩き合うくらいの距離適…

有馬記念の枠順確定

1枠1番キタサンブラック武豊逃げ先行1枠2番ゴールドアクター吉田隼人先行2枠3番ムスカテール中谷雄太差し追い込み2枠4番ヤマカツエース池添謙一差し3枠5番サムソンズプライド横山典弘逃げ先行3枠6番サウンズオブアースM.デムーロ差し先行4枠7番マルターズア…

有馬記念予想暫定版

◎ゴールドアクター △サウンズオブアース △サトノダイヤモンド △キタサンブラック △シュヴァルグラン △デニムアンドルビー △マリアライト 本命はおそらく揺るがない。問題は2着と3着をどう読むかだ。 サトノダイヤモンドはペースの緩急に強い。キタサンブラッ…

パワーに祝福を 有馬記念予想

過去の勝ち馬に非力な馬・・・例えばミスエルテの様に米血主体の配合であっても柔らかく靭やかに動く馬で勝ち負けした例はない。いや、あるわ。強いて言えばディープインパクトくらいなものだろう。 この観点からまず考えたいのは、キタサンブラックがパワー…

トニービンの2着攻め 有馬記念予想

近年のトニービン先着馬は以下の通り 15年 ラブリーデイ5着 14年 ジャスタウェイ4着 13年 ウインバリアシオン2着 12年 ルーラーシップ3着 11年 ルーラーシップ4着 10年 トーセンジョーダン5着 09年 フォゲッタブル4着 08年 アドマイヤモナーク2着 07年 ドリ…

有馬記念へ出走しそうな馬たち

ほぼ確定組 ・ゴールドアクター ・キタサンブラック ・サトノダイヤモンド ・マリアライト ・シュヴァルグラン ・サウンズオブアース ・ミッキークイーン ・アドマイヤデウス 未定組 ・トーホウジャッカル(金鯱賞) ・サトノクラウン(金鯱賞香港ヴァーズ)…

突き抜けることを要求する有馬記念

馬場改修後の有馬はまくれない・・・というのは何度も書いた。ゴールドシップのまくりでさえも尻目に見られる程度に終わる。 ジャパンカップは機動力に依る「まくりまくられ」であったわけだが、あの類の機動力はかなり有効に働くだろう。馬群を捌ける機動力…

有馬記念回顧 小言

もう今年は競馬のことを考えずにのんびりしようと思っているのだけれど、ゴールドアクターの配合には思うところがあって血統表を掘り掘りしている。 やっぱりキョウワアリシバってのがDanzigに対するアプローチが上手い血統であり、AlydarもさることながらCr…

最高級繁殖の証明 有馬記念回顧

「Ribotが行くときTom Foolが輝く!」 「そんならアドマイヤドン祭りで良かろうよ!」 「けれどアドマイヤデウスは器量不足でアルバートはステイヤー疑惑+短期免許鞍上。」 「したらどうなんのさ。届くビジョンわかないべや。」 「そもそも鬼門血統持ち多す…