砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

NHKマイルC展望

楽しい時間は過ぎて、また楽しい時間ウェルカム。だから春って好きよ。同じ理由で秋も好き。 もう予想が定まるまで頭の中はぐーるぐる。起きて「クリンチャーは違うよなぁ」、寝る前に「やっぱりクリンチャーだよなぁ」みたいな、地獄の様な天国が何日続いた…

春天回顧

レインボーラインはハ行ということで、とりあえずの安心はある。 岩田はアドマイヤジュピタに続いて春天2勝目。ジュピタはフレンチデピュティ産駒で、レインボーラインは母父フレンチデピュティ。フレンチデピュティで2勝。 レースをよく見ると内を通ったか…

強固なるイン伸び京都、執念のイン差し成る

隊列が定まった頃にはみんな内ラチべったりで、丁度1週を回った頃合いでレースは動き出した。 登りながら前へ詰め寄るという「総ゴールドシップ」な状態で、人気馬が前を飲み込みながら直線へ入ってさぁ大変。機動力もクソもないぜ、押して叩いて風車ムチ。…

春天予想

頭がすっからかんのまま予想を書くってのもフローラSと同じで、データに頼ると頭の硬さに拍車がかかってがんじがらめになってしまう。 しかし予想の制度をこれより上げるならばTARGETのフル活用は必須で、まぁ今までずいぶんと春天を浅いところで予想してい…

春天展望

大混乱のG1が明日に迫っている。 予想の難しい混戦のG1ってのは、大抵の場合、人気で固く収まるものだ。展開や条件による予想を地力で制圧する馬ってのは決して少なくないし、G1でもそういうことが起こる。 しかもそれは実績馬に限る話ではない。「これは大…

鬼のTudor Minstrel

未だ展望の段階に至らず、まずまず予想は躓いている。やばいくらい。 とりあえず一つ一つやっていくしかなくて、展望のネタ集めに集中するしかない。 Tudor Minstrelもその一つ。 驚異の春天適性 Tudor Minstrel持ち繁殖のデータを探ると、これだけの名血統…

春天展望への展望

伏兵の勝ちに目を奪われることも多いが、優れた配合馬でなくては勝ちへたどり着けない。 ただスズカマンボくらいの配合で勝てるレースである。これを指標とすると・・・今年はほとんどの馬が勝ち目がある。あくまでそれは配合の良し悪しであるが・・・。 Pri…

フローラS回顧

今日は仕事中に交通事故があって、「おっ、これは馬券当たるんじゃないかな」と思ったんだが・・・。あの程度の事故で4000万配当を目論むのは欲張りだったな。 サトノワルキューレはきっちりと33秒4で差し切り。この流れで差し切られるのだから・・・本当に…

フローラS予想

せっかくの2連休もフローラSの楽しみに消えて、タバコを延々と燻らせながら予想に励んだ。 「星野源ってのはなかなか気に食わないやつだが、バラードを歌う時の艶っぽさにフォーク由来のJ-POPが見えるな。だがUSENでドラえもんを垂れ流すのは許さん。あの類…

福島牝馬S かんたん予想

フローラSはもう一歩踏み込まないと本命が打てない。サトノワルキューレはリアルインパクトとスマートレイアーの間の子みたいな配合なので、2000mでは前受けでベストパフォだろう。 けれどゆきやなぎの内容は「まだまだ落ち着きがなくて前は無理ですよ」とい…

フローラS予想 廃棄ver

さて、ディープインパクトのデータが全くの伏線であったことを「展望」の段階で分かっていた人間がどれほどいようか。俺は知らなかった。 一周回って大本命を大本命という血統予想の大鉄板だ。この予想は固いかもしれんよ。 予想印 ◎サトノワルキューレ ◯ウ…

フローラS展望

例年のことであるが・・・呆れるほどの名血牝馬がきちんと実績を積んでやってくるレースだ。何が勝っても納得出来るし、配合を見ていて飽きない。 だが今時期の牝馬に東京2000mはやや厳しい条件。それだけにドスロー傾向であり、ド瞬発戦となることがほとん…

オルフェーヴル黄金配合

今年の皐月賞は混迷を極めていた。 タイムフライヤー本命で固まったと思えば翻意して、ワグネリアンを探っても落ち着かず、エポカドーロに決めたのが土曜の日中。 「一番Specialな馬はなんだったろう?」 「キタノコマンドールの機動力は凄い」 「オウケンム…

皐月賞回顧

これからエポカドーロの配合についてきちんと書いた記事を上げるつもりなので、回顧は簡単に済ませる。2着馬もそちらで書く予定なので省く。 一番強い競馬をしたのはジェネラーレウーノに違いない。 ロックオブジブラルタルはNorthern Dancer3×3という配合で…

皐月賞予想

ハーツクライ産駒としてのHaloを表現できるのがタイムフライヤー Buckpasser的に登ってから追い詰められるのがワグネリアン Roberto≒Fairy Bridgeを表現したのがジャンダルム 短距離としてのSpecialを表現したのがキタノコマンドール 歴史的好配合ヌレフェア…

皐月賞展望 その2

今年の皐月賞はダノンプレミアムとヘンリーバローズの2強であったと思う。そしてヘンリーバローズが勝って、ダノンプレミアムが2着して、ドロドロと差し込んできたタイムフライヤーが3着かな。 最もRobertoとして完成度が高いのはヘンリーバローズに違いない…

熱烈なる迎合 タイムフライヤー

母タイムトラベリングはダート界に一時代を築いたタイムパラドックスの全妹。 「母ちゃんがダートの好配合で、父ちゃんがハーツクライか」 「こんなのパワフルに走るに決まってるべや」 「ほら、案の定だ。ごっつい脚しやがって」 「まぁホープフルSくらいが…

Robertoの感動

Robertoは非常な馬群嫌いを伝える血統だ。しかし馬群から抜け出た時のパフォーマンスは圧倒的。 「こんなにお前は強かったのか!」と思わせるのがRobertoで、ゴールドシップもエピファネイアもマヤノトップガンもGiant's Causewayもナリタブライアンもグラス…

皐月賞展望

桜花賞がNorthern Dancer的な頑強を求めるのに対して、皐月賞はむしろそれを求めない。配合の上では真逆を行く。 アルアイン(Northern Dancer5×8) ディーマジェスティ(Northern Dancer5×4) ドゥラメンテ(Northern Dancer5*5*7×5) イスラボニータ(Nort…

桜花賞回顧

この時期にマイルをマイペースで11秒台を刻み続ける様な3歳牝馬は稀であるし、そもそもそんなペースで逃げさせてくれるメンツにはならない。2F目にはビュッと10秒台を刻んで壁を作りたがる謎の勢力がいるのである。 謎の勢力もね。毎年同じ様なメンツだから…

桜花賞予想

桜花賞は良くも悪くも格の世界ではなく、騎乗馬の素質をどう活かすかが重要だ。 なので勝ち切りまでに至るに、鞍上の抱える負担が大きいレースと言える。関東騎手が勝ち切るケースは少ない。蛯名正義がアパパネで勝ち切った2010年が最後であるが、その前例は…

ラッキーライラックへ向ける素直な思い

出走予定馬の血統を眺めているが、なんかこう、しっくりこない。 ラッキーライラックとオルフェーヴル チューリップ賞は素早いゲートからグッと控えて、直線半ばから先頭に立ち、そのまま後続を寄せつかなかった。ルドルフ以来の「強い先行馬」らしい競馬。 …

ゴールドティアラ、必至の二頭出し

フィフニティ(=ステファノス)とレッドレグナントはともに直祖母がゴールドティアラで、母が全姉妹同士。父がディープインパクトとロードカナロアで違うのだが、それぞれが違う路線からG1へ臨む。 レッドレグナント 母系にBold Rulerを引く龍王産駒なので…

4分の1サンデーから超大物を輩出するには

スワーヴリチャードの完勝には驚いた。 俺はこの馬について、かなり大きく、過大とも思えたほどに評価していた。それを超えた時点で思考はストップ。駄目です。僕はもう戦ヴァル4の冬将軍と戦うべく、現実から逃れます。さようなら。ってくらいには驚いた。 …

語ることすら少ない圧倒劇 大阪杯回顧

血統的な回顧は別に書くとして、ここでスワーヴリチャードの戴冠に驚きを隠しきれない。 そりゃ金鯱賞のパフォーマンスはハーツクライが本格化したな!という具合だった。けれど東京の方が美味しいタイプであるし、速い脚がないから外枠の阪神2000mは競馬が…