砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪杯、無念の簡単予想

全て戦ヴァル4が悪い。 ◎ミッキースワロー ◯スマートレイアー △ウインブライト 朝に早起き出来たら続きを書けるだろうか・・・。

箇条とダラ文による強行突破

戦ヴァル4にハマって時間がなくなったのである。まともな文章を作っている暇はない。必要なことだけ書き出して結論へ持っていく。 エアソミュールは「8分の1Halo、8分の7からBlue Larkspur1本」というキタサンブラックニアリーな配合形。これをディープ嵐猫…

ここもBold Rulerの天下 その1

ここ4年間の勝ち馬全てがBold Rulerを引いた馬で、他にもショウナンマイティ・ヒルノダムール・ダイワスカーレットがBold Ruler持ち。 メイショウサムソンの07年以前にその傾向は見られない。だが「4分の1サンデー」の配合においてはオルフェーヴル=ドリー…

ダービー卿CT簡単予想

中山1600mは持続の脚と機動力が試されるニッチな条件。それだけに個性豊かな馬が揃うプロフェッショナルなG3戦だ。 ◎ゴールドサーベラス ◯レッドアンシェル △グレーターロンドン ゴールドサーベラス 父スクリーンヒーローが「Northern Dancer4×4かつHail to …

嵐猫の強さってなんだそりゃ

Storm Catは「Northern Dancer×Bold Ruler×Princequillo×First Rose」の組み合わせを持つ、いわゆる「NDボルキロニアリーTom Fool」血統。そして北米で圧倒的なパフォーマンスを誇った名種牡馬である。 大阪杯ではショウナンマイティ・キズナ・ラキシスらの…

ドバイワールカップデー、デー、デー

ちょっと暇(逃避)なので簡単な展望と予想を ドバイワールドカップ 過去の勝ち馬たちに血統の傷らしいものはなく、全てが種牡馬として一定の成果を残すであろう素晴らしき「選別」と「栄光」のレース。 なので下手に曲げたりせず◎ウエストコーストで良いだ…

大阪杯の悩み

阪神2000mを予想するにあたり、以下のことを考える。 ・ほとんどが平坦で占められている →Princely Giftが前で受けると止まらない ・小回り1800m戦の様に先行争いが激しい →ペースダウンの余地がある。また宝塚ゴルシ方式の先行は不可能。 ・3角4角が複合コ…

横一線の美学 高松宮記念回顧

ファインニードルは昨年の夏にようやくオープン入りした馬で、若き頃はシンザン記念を惨敗している。短距離戦線を戦い抜いてジワジワと強くなり、王者なきセントウルSで重賞初制覇。この段階での評価は「G1で積極的に買える配合とは思わない」。 しかしシル…

高松宮記念予想

まーまー、色々ごちゃごちゃと書いてきたけれども、結局は「スプリンターとしての格が全て」って話だわなぁ。スプリンターでないと前受けしてHalo競馬をする暇がない。千馬でも、千四馬でも、それは出来ない。 距離適性ぴったしなら、大抵は好位で追い出しを…

8分の1サンデーの短距離傾向

サンデーが遠のく分だけ中距離の絶対性は薄れてスプリント適性は上向く。 しかしそれは「サンデーだからこその速さ」も薄れているわけで、「8分の1サンデー」だからスプリンターとして優れているということではない。サンデーを糧とした良質な速さをオンにし…

毎日杯&日経賞を簡単に

高松宮で忙しいので馬券は買わずに勝ち馬のみを。 毎日杯は曲げずに◎ギベオン。 母父GhostzapperはDeputy Minister×In RealityのパワーでBlushing Groomの自在性をオンにする血統。母にTom Foolが多く引き、一つがSeeking the Gold経由であるから登る方が旨…

サンデーとは、Haloとは

サンデーの好配合とはMountain Flowerの増幅が最初の一歩で、その完成形はほとんどが中距離に出る。 例外はノーザンテーストを使用した場合だけで、これは「4分の1Lady Angela3×2」という強烈な主張が強い配合形。ステイゴールドはディクタスによる「4分の1…

立ちはだかるエアロヴェロシティ

およそ道筋はついたのだわ。秋天のスプリントバージョンみたいな見方で良いのだと思う。 前受けして、後出し気味に突き抜ける。実にHaloな競馬であり、それをスプリントで表現する仕組みを知るだけで本命を打てる。それがレッツゴードンキであるかは分からな…

4分の1サンデーサイレンス

サンデーサイレンスの血が遠のくほどに短距離配合は素晴らしさを増すわけであるが、それは日本競馬を支え続けたMountain Flowerという名Hyperion血脈が遠のくことと同じ。 かといってそれを増幅すれば中距離の道を行く。なのでサンデー持ちのスプリンターと…

高松宮記念展望の展望

・おそらく短距離Hyperionを本格化させた馬が勝つだろう。 ・けれどセイウンコウセイ2連覇というのはサンデースプリンターの特徴からして考えづらい。 ・かといってファインニードルは柔すぎる。 ・中京の様な極端なコースだとAffirmedの良さは表現しづらい…

高松宮記念予想が始まる・・・!

今年も芝のG1が始まる。メンツが微妙だけれど、まぁ仕方がない。 勝ち馬の傾向と配合 高松宮記念は先行馬有利の条件で、差して勝ったのはロードカナロアのみ。先行馬有利というよりも、強い馬が前から押し切ってしまうというレース。並の馬は登坂でズルズル…

スプリングS簡単予想

晩成傾向の馬が頭角を現す季節で、近年のキタサンブラックやウインブライトが顕著。 ただキタサンブラックは今にして思えば。本当に例外の例外。俺はこの馬の素質がよく分かっていなくてアデイインザライフのついでくらいにしか触れていない。いきなりクラシ…

久々の馬券購入に悩む~ルーラーシップについて

阪神大賞典を買おうかと思うが、そのくらいに頑張って予想すると分からない。 ムイトオブリガードで良いと思う。デニムアンドルビーのスタミナはFoxlaw=Aloeから配給されたもので、Specialなスタミナだ。Burghclereを通した方が良質であるけれども、Aureole…

ダノンプレミアムへ思うことを雑多に

下書き的なものを書いてから時間が経ちすぎているので、改めて血統表を見ている。 この血統表は、何が優れているのか。 朝日FSで本命としなかったように、ダノンプレミアムの血統表を評価していない。今もなお、早熟配合として優れているとしか見ない。天邪…

阪神大賞典予想

阪神大賞典は3000mという先入観を無視した方が(予想は)楽しい。登ったり下ったりが少ない長距離戦なので京都3000mよりずっと易しい条件だ。 平坦ベースの条件であるから平坦巧者が圧倒的有利。正確には、登りで消耗して終いが使えないタイプが穴。タマモベ…

Admirationの道 放棄のお知らせ

Admirationのアレコレは今年に入ってから熱中していた研究だった。しかし案の定というかいつもどおりというか、深すぎて未研究のところにまで話が及んでしまった。 以下は言い訳である。 「HavresacがAtalantaの一家ならば、WoodbineからRabelaisの攻略を行…

もうそろそろ非サラ系の競馬をすべきではないか

「その3」を書いている最中であるが、脱線ばかりで話が進まない。こっちで発散する。 北米牝系が非St. Simonとして非常に大きな役割を果たしたことは、間違いのない歴史的事実だ。大抵の血統本で書かれている様な信憑性のある話だ。 なぜ北米血統が欧州で重…

小休憩がてらに回顧

金鯱賞 サトノノブレスが例によってダイヤモンドのペースメーカーを担った。そして凱旋門賞そのままにダイヤモンドがこれを交わせない(笑) ドスローのペースから折り合いのために差が開いたのがアレで、それを嫌ったミルコがノブレスへ突っかけた。このあ…

Admirationの道 その2

前回のまとめ+補足 英国「私達にはPretty PollyがありますからAdmirationはいりません」 英国「WoodbinehはSt. Serfを除き全てさしあげましょう」 英国「HyperionとDonatelloがいるのでね」 英国「君たちは余り物で頑張りたまへ」 英国「なんだったらPretty…

Admirationの道

前回のあらすじ Blue Larkspurまみれではダイナカールの成長力は頼られない。それなら別のところから成長力を補おう。そうだね、Pretty Pollyが頼れないならば、その母ちゃんであるAdmirationを頼ろうじゃないか。 まず最初に書いておきたいのは、それより僕…

悩ましき金鯱賞

登ってから駆けつける機動力に優れた中長距離馬サトノダイヤモンド 東京二千ならば歴代勝ち馬をも凌ぐであろう最強後出しHaloのスワーヴリチャード グラスワンダーより登ることに長けた中京特化のヤマカツエース この3頭が人気の中心になるのはそりゃ避けら…

ダノンプレミアムへの疑念 下書き的なもの

ここまで強いともなると弱点ばかりに目がつく。 サウジアラビアRCの勝ち方からさほど考えることはなかったが、朝日FSと弥生賞の勝ち方は短距離Hyperionに良く見られるスロー巧者ぶりが見られる。 Danzigは基本的に、実に分かりやすく、短距離血統だ。これを…

金鯱賞が熱い(弥生賞回顧付き)

弥生賞はスローからプレミアムが抜け出して楽勝。こんなペースでDanzigが2番手取ったら、そりゃRobertoが最強証明しちゃうよ。 エルコン好きとしてはグラスワンダー軽視の面があるのだけれども、有馬記念の競馬を見るほどに彼はすごい馬だったのだなぁと思う…

弥生賞展望

弥生賞を好走する先行はパワータイプオンリーで、そのくらい馬場の抵抗が大きい。 なので外回り気味のパワー差しが届くレースになっていて、雨が降っても良馬場でも、スローでもハイペースでも傾向は変わらない。カデナ、マカヒキ、カミノタサハラなどディー…