2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
トゥインクルを筆頭に重賞級メンバーが揃った札幌2600mのオープン戦。重賞勝ち馬はトゥインクル(ダイヤモンドS)とタマモベストプレイ(きさらぎ賞)があり、重賞で着を拾った馬はツクバアズマオーとニューダイナスティ、ホッコーブレーヴ、マデイラなどが…
シャルールの強さが際立った内容だが、同時に四位のおっさんの上手さも光った。 シャルールは外から先行して逃げるリラヴァティを見る恰好。4角でそれを交わして先頭に立つとそのまんま行った行ったの完璧な勝ち切り・・・と思ったら最後に脚が鈍った。序盤…
チェッキーノが戦線離脱したことを受けて一気に混戦模様となったクイーンS。月曜では穴っぽかったテルメディカラカラも、今では立派な本命クラスの9.4倍の低配当馬に。おかしいなぁ。 またテルメディカラカラにはルメールが乗るし、モチジュン先生がそれにち…
左前浅屈腱炎に倒れたフローラS圧勝→オークス2着のチェッキーノ。 症状は軽いとのことだが、兄超えに挑む彼女にはいささか重い枷となりそう。これだけの血統馬であるから競走馬としてではなく、繁殖馬としての価値の方がダントツに高い。実際、フローラSの結…
藤田伸二が最後に勝たせた馬はジョルジュサンクだが、最後に勝った特別戦はテルメディカラカラだった。11.8倍の馬券をきちんと持ってきたのだから大きな衰えを感じさせなかったし、引退年も穴馬をたくさん持ってきている。特に札幌を初めとして平坦コースで…
母ちゃんは阪神1400mの女傑ジョリーダンス。NIjinsky≒The Minstrel6✕4*4という見方もできるし、あるいはGuapa≒Peterhof's Patea2✕3(NDとナスキロトムフールとハイインローPretty Pollyが共通)という見方もできる。またDanehill≒ダンシングキイと見るのも吝…
昨年のクイーンSはレッドリヴェール、ノットフォーマル、メイショウスザンナ、イリュミナンスの4頭を挙げた予想。馬券を買うかに悩み、結局買わなかったわけだが「レッド-メイショウの馬単一点勝負か。うん、これが一番単純で面白い。」と昨年の俺は語って…
今更思った。「の血統チェック」って書いたら馬がチェックする側になるんじゃないかって。 かといっていまさら直すのも面倒くさい。俺には時間がないのだ。函館フルゲートを相手にするのだし、古馬重賞クラスには顔を出さない様な血統が多いのだ。キンシャサ…
キンシャサノキセキは血統的に未知数なところが多い。 父フジキセキはLe Fabuleuxを異系とした「4分の3米、4分の1仏」の配合形。対して母ケルトシャーンが2代母Lady Berryを異系とした「4分の3米、4分の1仏」の配合形となり、キンシャサノキセキ自身もまた「…
函館の最内吉田隼人というだけで買えそうな雰囲気がある。ネコの馬だから出して行って妙味があるタイプに思えるが芝1200mを先行できる能力があるのか。出しにいけなきゃ吉田隼人では旨味がない。 母父サクラバクシンオーということで先行力はありそうだ。父…
トウカイテイオーを母父に持つ馬には オツウ(父ハーツクライ。福島牝馬S3着、ターコイズS3着) マイネルアウラート(父ステイゴールド。東京新聞杯3着、パラダイスS1着) ブレイブスマッシュ(父トーセンファントム。サウジアラビアRC1着、ファルコンS2着)…
函館記念はマイネルミラノが快勝。これはちょいと想定外。 ここまでスローになったのは初めてかもしれず、そしてスローからこれだけの好時計を記録したのも初めてだろう。それを為したのがマイネルミラノと言うのであれば、これはもう今までの非礼を詫びるし…
・諸事情 空の旅である。釧路空港に車を駐めて・・・と思ったら母がありがたいことに送りを申し出てくれた。まぁ、諸事情あって話すこともあった。本来なら披露宴へ向かうことも避けるべきであったが、俺にとってさほど親しい間柄でもなかったので黙殺された…
・プロローグ 3月ごろに地元の友人からLINEが入った。披露宴やるけど来るかと。俺は、普段から音信不通であり、フェイスブックやツイッターに手をつけないシャイな男である。面謁で尊敬する人物として安藤帯刀を挙げた男である。「生真面目にアホなことする…
父ハーツクライは東京優駿と優駿牝馬を同年で制覇したり、あとは三冠馬を追い続けたウインバリアシオンとか、そしてジャスタウェイを輩出した一発屋タイプの種牡馬。アベレージも立派だがG1勝ち負け級をポンポン出すほどでもない。キンカメとディープを比較…
ここ数年の函館記念で逃げ先行馬が残ったパターンは ヤマカツエース 2番手 3着 池添謙一 トウケイヘイロー 1番手 1着 武豊 アンコイルド 吉田隼人 2、3番手 2着 ミッキーパンプキン 池添謙一 3番手まくり 3着 マヤノライジン 松田大作 3番手 2着 メイショウ…
中央4場において、阪神京都東京は比較的差しやすい舞台である。比較対象が中山なのだからこれらの外回りはもちろん、内回りも差しやすい方であろう。 だが実際には馬場状態が悪くならないかぎり差し天国とは言えない。それは逃げ先行の技術において非常に歪…
ツムツムナルトなら番手から ということをトサKリーディングジョッキーがやってくれた。そう、ああいう渋い位置取りこそバカ逃げ下における楽しみだ。それぞれがベストの選択をし、馬がそれに応えてくれるからああいう弾け方ができる。エピファネイアもそう…
二転三転とよく分からなくなってきた。 理想はやはりNever Bend≒Bold Reasonの形を取る夏馬で、それはメイショウナルトしかいない悲しい事実。したらNureyev≒Sadler's Wellsもいいんだけど、ヤマニンボワラクテの通りにスタミナへ行きやすい配合形。 最強はS…
血統要素からすれば間違いなくハマると思える。 だが母父エリシオはスタミナが抜群過ぎるところがあって、これはHail to ReasonとTourbillonのスタミナ配合。これを補うDanzig✕Mr. Prospector✕Nureyev≒Fairy King✕Graustark✕Buckpasserだが、母父にドンッと…
久々の非Nijinsky馬の勝利となったのが昨年のグランデッツァ。ロイヤルスキーがFlaring TopでNijinskyと牝系を同じくしていることもあるので、もしかするとこの辺りにNijinsky伝説の理由があるのかも。 まぁ、ないわな。 グランデッツァはTudor Minstrelをち…
もちろん例外はあるのだが、ほとんどのレースでこれらの血統が絡んでいる。 もっと厳密に言えば、ロベルトダンジグヒズマジェ=グロウスターミスタープロスペクターというグラスワンダー配合などが便利で、マイネルフロスト(福島民報杯2015)やゼーヴィント…
第一の方は筋骨隆々のマッチョディープ。胴体はまるで歴戦のダート王を思わせる作りだが脚は不思議なほどにスラッとしている。サドラー、BT、ディープと中距離血統を重ねているのだから中距離馬に出るのは当然と言えるが、この不思議なほどに足回りが軽快な…
マイネルラクリマ 8歳 ナカヤマナイト 8歳 ダコール 8歳 マーティンボロ 7歳 メイショウナルト 8歳 クリールカイザー 7歳 メイショウカンパク 9歳 シャイニープリンス 6歳 ステラウインド 7歳 ウインリバティ 5歳 ルミナスウォリアー 5歳 アルバートドック 4…
芝が速いとて、流石にあのTheスプリントに付き合うと厳しくなる。 実際、高松宮記念ではあの出脚にもペースにもほとんど付き合っていない。最後の12秒に乗じて突っ込んできた5着であった。要するに横ノリ的なマイペース流れ込みがなんとか間に合っていただけ…
◎エイシンブルズアイ ◯ベルカント △メイショウライナー ☆ラインスピリット 望田潤先生の予想とほとんど同じになってしまった。まぁ、これに限ったことではなく、昨日のベステンダンクも同じだったみたい。嬉しい。 スノードラゴンには悩んだがダートでも走れ…
今年の高松宮記念は1分6秒7の高速決着で、その状態は今週も継続している。中京が高速になったのは今年が初めてで、今まではむしろ時計がかかるイメージであった。 去年などはがっしりと芝が重く、中山や阪神でゴリゴリと走るタイプがよく好走していたものだ…
中京馬場を探るためにちょっと中京の土曜を予想する。 豊明Sは硬い決着になりそうで、◎ベステンダンクあたりが狙い目かと。中京マイルは軽やかな千八馬よりも重厚な千四馬が勝ちやすい舞台で、前受け達人川田将雅のエスコートならばここは信頼。◯豚の頬肉の…
石橋脩は高度な計算能力を持たない。しかし他人の行いに対して違うこと躊躇なく、危うい精神状況と展開に対するバランス感覚がまた優れている。穴馬騎乗に優れている・・・というのも間違いではないのだが、本命馬でも思い切りを持てるところが素晴らしい。 …