砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2 in 1 PCを勝った話 その2

前回のあらすじ 良スペックWindowsタブレットを欲した 要求すること ・Wi-Fi(有線LANがあると素晴らしい) ・7万以内 ・atomじゃないこと ・12インチ以上 ・SSD64GB以上(128が理想) ここまでかけばHuaweiのMateBook M3を買ったことは、タイトルと併せて出…

2 in 1 PCを買った話 その1

夜勤帯の暇を持て余していたため、持ち運び可能なパソコンを買うこととしたのである。 最低限の要求 ・Targetをヌルヌル使えること(但し検索機能に必要な化物スペックは求めない) ・限りなく静音であること(深夜帯の使用から) 上記に要するスペック ・ク…

新潟記念を簡単に

◎トーセンバジル ◯アストラエンブレム △ウインガナドル ☆ロイカバード アストラエンブレムはこの程度のレースレベルなら勝ち切れる馬だし、新潟2歳のダイワメ祭りからしてもここは合うはず。初の2000mに不安はもちろんあるし、ダイワメブラエンの配合からも…

今まで自粛していたこと

俺は可能な限り、多分一度も藤田菜七子騎手に言及したことがない。それはこれが重賞へ顔を出していないことも理由だが、批判したがりの俺がこれへ触れなかったのだから偉い。自分の自制心を褒めたい。(やれば出来るじゃん)(やれば出来るんだよ)(深夜の…

札幌2歳S登録馬を簡単に

カレンシリエージョ アドマイヤリード妹のハービンジャー産駒。5代内に目立ったクロスはないがYoung EmperorとMilesianの絡みが地味に面白いし、またベルアリュールの生命線である米仏のめぐり逢いという観点でハービンジャーほど優秀な種牡馬もない。(Crep…

新潟2歳S回顧

疾く疾くダイワメジャーのコーディエライトを母父トニービンのゴリゴリダイワメジャー、フロンティアが、凌いだ。 残り1Fから更に後方を突き放した流れにおいてテンクウは不利であったが、馬場適性を除いてなお上位2頭の素質は上だったかもしれない。 よくよ…

小ネタ放出(ふと思いついたもの)

・ナスフリートの意義 先生が「ナスフリート」に着目、発表されたのはヴィクトワールピサの黄金配合に際してだったかと思う。だが長期的に見た場合それはサンデーサイレンスクロスにおいても重要とされるものだろう。 今のところサンデークロスの重賞勝ち馬…

血統を考える時に考える事

奇跡を信じてルドルフの血統を見続ける日々を過ごしている。 評するということは、つまり、貶すか褒めるかだ。この2つの緊張と緩和によって文章は作られる。しかしシンボリルドルフくらいになるとどんなものでも褒めるしかないような気がして、堪らない。俺…

Bourtaiクロスの意味 テンクウの話

祖母Affectionはウイポ8ユーザーなら誰もが知っている名牝系基礎でアパパネやトゥザヴィクトリーなどがその出身馬に挙がる。血統としてはSun Again(Damascusに見られ、またモーリスの血統表に多く見られる)が著名。 北米で発達した牝系らしく英愛系の緊張…

テンクウについて

すんごいどうでもいいことだけど、この馬名は大和天空を思い出す。月下の棋士はオヤジどものキャラが濃すぎて面白い。特に大和天空は中盤で終わったキャラだったはずなのにA級順位戦で息を吹き返しつつ「菩薩エピソード」「衝撃の勝利」「イケメン死去」のト…

トッカータについて 簡易版

簡易ではないやつはお蔵入りとした。自分で何書いているのか分からなくなったから。 褒めたいところ ・Lyphardクロス+Nureyevはベター。 ・Lady Rebecca≒Crown Thy Good4×6に面白みあり。 ・(Alycidon≒)Burghclere≒エタンに端を発するMieuxce攻めはNureye…

新潟2歳Sの出走馬を見る

エングローサー トランセンド×アフリートという配合は実に秀逸で、母系にあるHabitatを含めて前駆が靭やかに鋭く伸びる配合形と言える。(レース見てないけれど、多分そう。) トランセンド産駒においてはかなり芝向きの配合であるはずで、大きなストライド…

札幌記念回顧

急ぎ足で。 ここまできっちりと「洋芝」をアピールしたレースとなったのは初めてかもしれない。ディープインパクトが凱旋門賞で敗れた時の様な、対馬場適性の差をまざまざと見せつけられた。 決して速いペースではなかったが3角4角では有力馬が一頭たりとも…

札幌記念に印を打とう

◎マウントロブソン ◯サウンズオブアース ☆アングライフェン △は、この文章を書きながら考える。 ◎マウントロブソンは大怪我をした血統だが鞍上のモレイラがその穴埋めをするし、外の人間が傷がどうこうと騒ぎ立てるレベルの好配合なので。格落ちのG2で現行レ…

アングライフェン×福永の複雑な様相

アングライフェンの前駆は明らかにHabitatで、つまりエピファネイアと同源である。函館記念で見せた4角の反応は皐月賞のエピファネイアに似ている。靭やかではなく頑強にまっすぐ伸びる。 ただ反応の鈍さはBois Rousselを弄らないトニービンらしいものでジワ…

ディープ×Mr.Grの隠れたスタミナ の血統補足(嘘タイトル)

血統補足というよりも詐欺のネタバラシに近いかもしれない。というか憂さ晴らし。 Agnesとか色々、最近うるさいけれども。一番やばいのはHail to Reasonだから。Galla ColorsはOrmonde、Pluckey Liege、Torpoint、Maid of the Mistの4本からAgnesを引っ張っ…

ディープインパクト×Mr. Greeleyの隠れたスタミナ

マウントロブソンは母がNasrullahまみれで、それはMr. GreeleyのBold Rulerクロスに集約される。ディープは非NasrullahだがTurn-toクロス。ディープとGone WestだとBurghclere≒Mixed Marriageが発生し、これは牡馬においてかなりスピード的なニアリークロス…

ふとした思いつき

ニアリークロスの発見は血統ファンのライフワークというべきものだろう。作用しているかに悩み、牝馬クロスの探索に熱意を燃やす。 そして確たるものは圧倒的に少なく、血統論へ役立つものは非情に少ない。かといって発見の一つ一つを忘れ去ってしまうのは心…

ルドルフの経過

血統を掘り下げて、楽しいことを見つけると、やはりブログにアップしたい気持ちが強くなる。だがその面白さを明快に説明することが、研ぎ澄ますことが電子書籍化の目的でもある。 アクセス解析なんかを見ているとやっぱり、本ブログには目的とする記事がない…

札幌記念について少々

G1馬が争う前哨戦・・・というよりもG2勝ちの似合う面々が揃った感じ。札幌記念G1昇格を望む気持ちからすれば物足りないし、ネオリアリズムの未出馬も惜しい。だがこれはこれで面白い。 物足りないからこそちっと雨でも、土砂降りになれば面白いかと思う。だ…

アドマイヤリードとトウカイテイオー

さて、ルドルフは書くがテイオーは難しそうだ。だからここでちょっと小ネタ放出。トウカイテイオーとアドマイヤリードの靭やかさは同一なのではないか、という話。つまりMassine絡みだろうってわけで、このためにトウカイテイオーはRobertoを受け入れ、またM…

暗礁の話

ただいま問い合わせなう。 利用料にも依るのだが、おそらくルドルフのは血統表なしになるんじゃないかと思っている。つまりこのブログの中身と大差ないものになるんじゃないかと。習作と思えば十分だが、サンプルとしてはとても・・・。電子書籍という形にす…

乗り上げているから暇つぶしに

ちょっくら関屋記念の人気馬の配合でも見ようか。 メートルダール 一気呵成に突っ込んでいくタイプではなく、スローからズボッと抜けてサドラーダラダラが続く。父の観点からすればコスモネモシン、サドラーからするとスピルバーグ、母父からするとブラック…

暗礁に乗り上げている

J-BISに問い合わせてみると駄目との返事が。 何の話であるかというと、「私的に作る電子書籍に血統データ使いたいんだけど、駄目?」という意味の問い合わせの返事が「利用規約に引っかかるから駄目よ」というものだった。有料とかそういう話でも駄目だった…

関屋記念展望

中京記念を中京記念らしく快勝したウインガニオンが人気。ただこれはスマートオリオンに近い登坂マイスターの千四馬なので、もちろん突き抜けているのは認めつつも、平坦の新潟千六では買い控え。中京千六で登坂後にもう一回伸びるってのは凄いことだけれど…

ルドルフに告ぐ

シンボリルドルフの血統についてまとめようと思う。そんでそれを電子書籍の形としてアップしようと思う。長い目で見れば「商品サンプル」「習作」ということになる。まず8月中にアップしたい。そして来月にはトウカイテイオーを題材とする予定。 これは今年…

雰囲気で予想する小倉記念

なんだかよく分からんから、ここは雰囲気で本命だけ打つ。 ◎スピリッツミノル 父ディープスカイはダート種牡馬として上々の成績を残していて、芝では本馬が代表産駒。 問題となるのは「何故スピリッツミノルはダート馬でないのか」と「芝での競争能力を如何…

小倉記念を激走するトニービンの仕組みとは

クランモンタナやサトノノブレスの様なトニービンの悪所を受け継いだ馬がなんだかよく分からない風に勝ち切るのが小倉記念である。 4分の1トニービン+Lyphardはハーツクライからの王道パターンであるが、これにHail to Reason-Halo的な要素を凝縮して回転…

我らはまたストロングタイタンの理解を求められる

ストロングタイタンの強みってのはつまり、池江調教師の絶妙なレース選びと采配に他ならない。競馬ファンを絶妙に悩ませる嫌なところをついてくる。(ドリームジャーニー以来の池江ローテと言えばそうだが) 数多と引くNorthern Dancerの締めにDanzig4×4を仕…