砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログの停止について

タイトルの通りブログの更新を止めることとする。 理由は就職したから。定職についたからにはそれへ注力すべきであり、このブログとの両立は難しい。自慢するとさ、無職&ヒッキーのパワーを使って血統論ばかりに生きてきたんだ。食事、調理、買い物、睡眠、…

偶然の確率 シュウジについて考える

シュウジの配合を見たときに注目するのはGraustark=His Majestyの全兄弟クロスと、Lyphardクロスの組み合わせだと思う。いわゆる「サンデーサイレンス×Lyphard+Hyperion×Son-in-Law」の前受け体質なのだと先生の血統論を支持する方は、そう考えるだろう。 …

中山記念展望

昨年に比べるとしょっぱいメンツだが・・・昨年がアレだっただけで例年以上である。9頭が重賞勝ち馬でG1ウィナーが4頭。G1複数勝ちの名馬を別定G2で破った馬が3頭。G1前哨戦としてかなりハイレベルなレースになりそう。 逃げはマイネルミラノとロゴタイプの2…

マルターズアポジー雑感

父ゴスホークケンは朝日杯FSの勝ち馬。2着にレッツゴーキリシマ、3着にキャプテントゥーレがあり、レースレベルはそこまで低くはないと思う。9着にエーシンフォワード、7着にはヤマニンキングリー、8着セレスハント、とベスト条件を中山千六に求めはしないも…

有馬で見せた強気の理由 小倉大賞典回顧

テンの12.2-11.1-11.5/34.8は特別速いラップではないが小倉千八の逃げ切りでは例外的に速い。小倉千八の逃げとは基本的にスローからの長いスパート戦であり、前傾ペースでの潰し合いなどサンデー系が繁栄した以降に見られることはなかった。 仮にそれを可能…

小倉大賞典予想

小回り戦とシンプルに考えるのであれば、マイネルハニー、マルターズアポジー、クラリティスカイ、フルーキーあたりが安定する。これにベルーフが入って、あるいはダコールが入って、またケイティープライドが入るかと。それとクラリティスカイがありならば…

京都牝馬S回顧

すごい外し方をした。やっぱり千二千四は鬼門なのか。 レッツゴードンキがああいう伸び方をするということはドスローではなくとも追い出しのタイミングが全体で大きく遅れた展開。スロー気味なのに仕掛けるタイミングがハイペース戦くらいに遅い。ラインハー…

京都牝馬S予想 追記済み

フィドゥーシアに印を打ちたい気持ちはあるのだが、これはDanzigのドンドコ走りを表現しすぎていて、登坂でのアドバンテージが桁外れに高い。名牝ビリーヴの娘がそんなのを伝えればオーシャンSでもCBC賞でも、中京記念でもいける器だろう。セントウルSを勝ち…

仮に小倉千八がハイペースになったとして その2

あらすじ 「内回り小回りのハイペースは別にHyperionが必要なわけじゃない」 「でもフォーエバーDanzig(激怒)」 「・・・ストロングタイタンを重賞で買う気しない。そもそもダート馬では」 ストロングタイタンはDanzig×Raise a Nativeのパワーが豊富すぎる…

仮に小倉千八がハイペースになったとして

前回のあらすじ ダノンメジャーがマルターズアポジーに嫌がらせをして、前傾ペースになりそう。そうなったら面倒くさい。 もし外回り戦で前傾となったならば、ジャスタウェイだとかオフサイドトラップだとかトーセンジョーダンだとか、その類のトニービンが…

ブッシー、小倉へ飛ぶ

TARGETでチェックしてみると武士沢騎手が小倉で騎乗するのは11年4月16日以来。芝に至ってはアルコセニョーラで臨んだ小倉記念の一鞍に留まり、これが初めての小倉で最後の小倉芝だった。10年8月1日から6年と半年ぶりの小倉芝となる。 しかし小倉と福島に大き…

京都牝馬S 展望

京都外1400m。スワンSなんかで使われる条件だが昨年から京都牝馬Sが加わった。 京都外は外回りとは言っても直線距離が404mしかない。またRのきつい4角を要するため外回りの感が薄く、中長距離になると中山で半端に好走していたタイプがシレッと勝ち切ったり…

ダイヤモンドS展望

3400mであるからやはりステイヤーを狙いたい。アルバート、カフジプリンス、ファタモルガーナ、フェイムゲームなどの人気勢はやはりその類の馬。 フェイムゲームは玉を取ってから靭やかになったのか、復帰2戦は中長距離の東京で使われた。ジャパンカップは大…

小倉大賞典展望

中堅クラスではあるがなかなか濃ゆいメンバーが揃った。 小倉千八は強い先行馬があっさり勝つ条件であるから、狙い所は切れ馬ではなくズブいタイプの先行馬だろう。1角まで1Fと少々しかないからズブすぎても困るのだけれども、マイルで先行できるなら問題は…

柴山雄一とエトルディーニュ

柴山雄一×Sadler's Wells×東京芝では「重いHyperion気質でFair TrialとNashua≒Nantallahで先行する馬と柴山は好相性」という結果が出た。エトルディーニュの走らせ方を見ても早め先頭策からゴリゴリ走らせている。そういうタイプなのだと。 ウチパクさんとの…

柴山雄一×Sadler's Wells×東京芝の面白戦績

柴山が導いたサドラーは以下の通り これらの馬を全て1頭ずつチェックすると エンクエントロス マイネルラヴ×アドマイヤベガ×ティンバーカントリー×Sadler's Wells。Seeking the Gold≒Woodmanで母父がアドマイヤベガであるからTom Fool継続がえぐい。Nashua≒N…

京都記念と共同通信杯を回顧

・共同通信杯 流れたペースを中団で展開させたら四位のおっさんが最強なのは仕方がない。 中団というよりもこれは先行気味かな。末脚重点で展開したら差されるから負荷を早くにかけた形。それ以降はほとんど流れよりやや遅めに追走。勝負どころでロスなく運…

柴山雄一のさりげない技に期待する 共同通信杯予想

場合によってはエトルディーニュの大金星も考えられたのだけれども、田辺から乗り替わって柴山雄一騎手。柴山が悪いということは全くないのだけれど、田辺のままであったなら5番人気くらいにまで穴人気していたのではないか。 柴山騎手は平坦小回りを得意と…

京都記念予想

アドマイヤミヤビが思った以上の器だったらしい。ウインドインハーヘア一家のハーツクライ×クロフネというズブズブ配合で、デインヒルな掻き込み走法、そういったイメージだったが、これはちょっとBold Ruler×Princequillo×Buckpasserの作用が大きい様子であ…

データを追うのは結構大変

今Rivermanの牡馬牝馬の比較をやっているわけだけれども、何が特色なのかってのがまだまだ分からない。 一番楽なのは単回収の比較であって、これは100円を超えていれば十分だ。「中山芝マイルの1番人気Riverman牡馬」は勝率と単回収が非常に優秀で、しかも3…

スワーヴリチャードについて

松田大作騎手が無免許運転かつ速度超過で・・・捕まってしまったらしい。娘を交通事故で亡くしていることを考えれば情けない話だが、男なら大事な用事の2つや3つあるものだ。続報を待ちたい。 さて、スワーヴリチャードであるけれど。 まずこれはサンデーサ…

時間を要すること

母系にTudor Minstrelを持つディープ産駒の戦績 を知りたい。けれどここまで遠いとTargetは対応してくれない。Blushing Groomでさえ3代以内では対応しきれないのだ。 すると父Blushing Groomや母父Blushing Groom、あとMorn of Songといった名繁殖を検索し、…

京都記念登録馬を見る

アクションスター ベストパフォーマンスはマーティンボロとウエスタンレベッカを下した寿Sで、配合通りに京都二千を差し切った。G3やOP戦レベルにも足りない馬であるが別定G2にも積極的に参戦し、少頭数を利して賞金を得る様なクレバーなローテーション。精…

エトルディーニュ強豪馬説

エイシンサンディは14年の種付けを最後に種牡馬を引退した。14年の種付け頭数は3頭、中央登録馬はエトルディーニュだけである。 それが思いの外勝負になっている。東京のスロー戦ではハズレがないことはもちろん、負けた相手はソウルスターリング(阪神JF勝…

強豪馬チェック

・共同通信杯 タイセイスターリー ミッキーアイルの弟なのだから前受けがベターであるはず。それが差しに構えて味があるのはTudor Minstrelクロスの俊敏があるからだろう。俊敏に差すというよりも差し粘るイメージであるからスローでの前受けが理想。 スワー…

出なかったエダテルマジック 東京新聞杯回顧

結果が超ドスローの3Fズンドバになったのだから、やっぱり大逃げでよかったんじゃねぇかな。けれど重賞2着の実績がある4歳馬の心を追い詰める意味もない。古馬になって上積みのありそうな馬の心を折るのは勿体無いことだからな。マイネルアウラートとの同着…

出るかエダテルマジック 東京新聞杯予想

ストーミーシーの外にはヤングマンパワーくらいしか先行馬がいないので、前走くらいゲートを出るならば押せ押せでマイネルアウラートの前に行くことは可能だろう。血統からしても前へ行くだけの速さはあるから、ここはハイペース予想で行きたい。 東京は元よ…

東京新聞杯の出走馬を見る

ダイワリベラル ダイワメジャー×トニービンであるからコパノリチャードと同配合。ただノーザンテーストの柔らかさが出てしまったのか前へは動けない千八馬に出ている。トニービンのアイルランドっぷりが表現されているのかもしれず、普通のダイワメジャーよ…

きさらぎ賞展望

-京都はフラットから外差しへ変わった。日曜のあたりから大外に回す騎手も見られる様になり、きさらぎ賞の頃には完璧な外差し一辺倒の馬場になるだろう。翌週になれば総荒れのイン差しも見られるだろうが。 おそらく先行は全て崩れるだろう。少頭数の差し馬…

東京新聞杯展望

久々に予想でもしようか。 今の東京馬場は傾向がやや面倒なことになっている。4歳1000万下のレースでドスローというのは普段通りであるが、それを1分48秒3で追い込んでしまうという不思議な状態。3着に逃げ馬が残ってはいるが大体前は全滅していて差しが優勢…