砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

人生を豊かにする毎日王冠

毎日王冠予想。


流石に競馬のネタがキツくなってきた。

1ヶ月の9割3分くらいは競馬ネタだもんね。チャゲアスとの関連性ゼロ。ファンサイトでもないけどさぁ。

では毎日王冠。舞台は東京1800m。秋の天皇賞を目標とする馬が集うレース。しかもG2なのでやはり格が高い。

しかしあまりメンツが揃わない傾向がある。少数立てが多いんだね。例に漏れず今年も11頭と少数立ての部類に入る。逃げ馬あたりが面白いことになりそうだ。

今回の逃げ馬・・・筆頭はやはりレッドスパーダ関屋記念勝ち馬。夏の調子をそのまま持ってこれているのならば勝ち負けするんじゃないかな。ため逃げができる馬だし。

ため逃げ、そうだね。ため逃げさせちゃいけないね。

先頭馬が溜められるレースはそのまま先頭、2番手、3番手、と入ることになる。極端な話。それはいけないよね。だから2番手3番手が捕まえに行って脚を使わせる。そうすることで自分たちの勝ちの目を生む。

その先頭グループの小競り合いが度を過ぎれば後方の馬にひどく有利となる。先行馬たちは逃げ馬の限界を探りつつ上手く折り合いを付けてスローに持っていくんだ。実力のある逃げ馬は展開を創りだすからガチで強いんだね。

トウケイヘイローなんかは非常に面白い立ち位置にいる。G1レース本番までこの馬の限界を誰も知らないんだからどこまで逃していいのか誰にも分からない。鞍上の武豊も探ってる途中なんじゃないのか、と思うくらいに。

とりあえずヘイローは今回出てこないからほうっておくか。

今回はレッドスパーダ。ため逃げされたら勝ち負けする馬。となるとそこそこプレッシャーはかかる。

このメンツならばスローに落とし込みたいはずだ。何故なら後方待機はショウナンマイティ。そしてジャスタウェイだ。(スタート決まればジャスタウェイは前だろうけど。マイティ相手に後方待機は愚策だ。脚が違いすぎる)

とりあえず脚のある後ろがいるわけだから可能な限り先行勢と争いたい。

先行勢はどんぐりの背比べだ。調子の善し悪しで誰もが勝ち目がある。

ショウナンマイティは別格。そう考えていいと思う。オルフェーブルクラスの快脚の持ち主。

安田記念であの脚が出るのだから本来の距離に近づく1800mは文句なしの1番人気となるだろう。

まぁ、ショウナンマイティにも弱点はあるからね。そう簡単に勝てるレースじゃないと思うよ。

ロードカナロアのようにあらゆる展開に対応して勝てる馬じゃない。そんな柔らかい馬じゃないんだ。

本当に小難しい馬ですよ。浜中も悩まされるだろうなぁ。実力があるだけに。

そこら辺は後方待機の馬に共通して言えることでもあるけれどね。その中でもかなりキツイ馬だよなぁ。

本来ならあの末脚があればもっと手広い勝ち方を模索できるはずなんだよ。

ダコールを見てみなさい。4角でまくり入れたり大外ぶん回したり内から直線一気したり。あいつは脚が今ひとつ足りていないけれどそこそこの柔軟性はあるんだよ。騎手の乗り替わりが激しいだけあるっ!

ゴールドシップだって黄金のワンパターン、大外マクリの2段スパート。条件不問の強い競馬。(それでも差しの届かない馬がいるんだから嫌になっちゃうよ。先行策は苦肉の策だったなぁ)

オルフェーブルだって末脚活かした横綱相撲だ。あれは馬の頭がいいのか幼少期の教育が良かったのか、よく分からないけど競馬を理解している気がする。池添って上手く乗っているなぁと思うよ。やんちゃなくせに賢い馬だ。

つまりはね。ショウナンマイティは不器用で頭の固そうな馬だと言いたいんですよ。だから確実に勝つ、というような類の馬じゃない。脆さがある。

今回の鍵はそこだと思う。愚直に行ってマイティから流すか。それとも小賢しく他の馬の単勝狙うか。

今回はワイドと馬連を封印したい。馬単単勝複勝。アタマをきっちり捉える馬券の買い方をしたい。

[fin]