砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

新潟記念大反省会

やっと動画を発見した。


「なんと3年7ヶ月ぶりの勝利。コスモネモシン。」

「夏競馬を締めくくる大波乱の主役はコスモネモシン松岡正海

「夏の牝馬は要注意」

この言葉を聞いたのは七夕賞予想の時。

そのときの牝馬、トシザマキはさっぱり走らなかったが今回の牝馬は走った。

コスモネモシン

レース動画を見てみればそりゃ恐ろしいものが映る。

ダコールが徐々にあがってコスモネモシンのすぐ外までくる。

そのまま外に振りながら抜けようとするダコール

しかしコスモネモシンは内側をスルスルスルスルスル・・・

すぐに2番手にあがってエクスペディションに迫る。

外側に回りつつ伸びる脚。エクペディを瞬く間につかまえて交わした。

なしてや。

固いレースだとは思ってなかった。空恐ろしいレースになると思った。

だってニューダイナスティとかブリッジクライムとか変な馬が人気してるんだもん。

こういうレースは荒れる。それは感じ取れた。

だからエクスペディションもファタモルガーナも抑えた。

ダコールトレイルブレイザーの二頭がガチガチの本命だと思っていても。

この2頭を軸に3連複も考えたくらいに本命だと。

しかしエクスペディションとファタモルガーナの2頭が飛んでくる事態は十分にありえた。

そうなると3連複は怖い。あのクソ気に入らない馬券師の言葉ではあるが

「軸2頭でなければ3連複は買うべきではない」というのは確かだ。3連複はない。

結果が出てから、今にして、思えば

ダコールトレイルブレイザーは走ってしかるべき馬だったんだよね。

当然走ってくる、と考えちゃう馬。消極的本命馬。

エクスペディションとファタモルガーナは逆。走って欲しい馬。

こいつらは走ってくるぞ、と予想した馬。積極的本命馬。

カルドブレッサは保険だよね。走る可能性もある、と。

でもまぁ、今回は馬券の買い方云々じゃなかったな。

コスモネモシンを、牝馬を抑えられたかどうか。

俺には買えない馬だった。

混走の重賞で一定の成果のない牝馬は買わないから。

一応今回はそれも含めた馬券だったんだ。

馬連でボックス。1000円。

つまり「3着は何がくるか予想も出来ない。抑えるにしても候補が多すぎる」という考え方。

これは牝馬に限らず、人気に関わらず、何が来るか本当に分からなかった。

カリバーンはないとしてもニシノメイゲツはありえた。

けれどもそれすら不十分。結果はコスモネモシン

本当に結果だけを見れば・・・

渋った馬場に強いゼンノロブロイ産駒。

小雨の良馬場でダイワファルコンに迫っていて、ショウリュウムーンよりも上の着順。

そして最近は調整に問題があった様子があること。体重が2桁で上下している。

そして・・・過去に11番人気からすっ飛んできた事があること。

相手はアプリコットフィズ。牡馬と対等に争えた牝馬

マイネルラクリマ相手に勝利している馬。

後は・・・松岡正海騎乗で重賞3着してることとか。

この馬を買うことが出来るとすれば・・・。

アプリコットフィズとの戦績

ゼンノロブロイ産駒の特徴

③馬体重の変化と調子

この3つを押さえていなけりゃいけねぇ。

いや、牝馬を馬鹿にしすぎてたな。札幌記念アイムユアーズに冷や汗かかされたばかりなのに。

だってさー。渋った馬場ですよー。

パワーのない牝馬とかないじゃーん。

パッと見(それがよくなかった)じゃ重馬場の鬼とも見えなかったしー。

あとこの馬を買うとしたら・・・

ファタモルガーナ、エクスペディション。

この2頭を軸に3連複総流しするくらいか。

そんな男気あふれた買い方できねぇけどなぁ。

あぁ・・・最内スルスル差しとかタガノエルシコで痛い目にあったのに。

渋った馬場はこれがあるから嫌なんだ。ジョッキー次第で変な馬が飛んでくる。

ゴールドシップなら内田も外より内に行っただろうに。(皐月賞参照)

その点浜中は賢い。

馬群にもまれて荒れた馬場を走らされるよりも、

逃げてしまって馬場を選びながら走ったほうが消耗が少ないだろう。

それも2着という結果があってこそ言えることだけども。

いやー、エクスペディションに取らせたかったなぁ。

俺の夏を、俺の期待を、俺のお金を、

もう色々と注ぎ込んだエクスペディションに勝って欲しかった。

いっその事オッズに惑わされて8番9番のワイド一点賭けしたほうが良かったかもしれない。

しかしそんな勝ち方は虚しいだけだ・・・。

コスモネモシン、唯この一頭に全てを狂わされてしまった。

どうして・・・。

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