砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

秋華賞 part4

よし、本腰入れていくか。


まず参考レース① 白百合ステークス

京都外回り1800m。3歳限定のオープン戦。

1番人気は3歳牡馬の実力馬。重賞制覇にあと一歩とどかない、というバッドボーイ。

2番人気がタガノミューチャン。牝馬重賞を好走し続けていた馬。

3番人気が未勝利戦を繰り返し繰り返し、前走に500万下を勝ち上がったばかりの上がり馬。ウイングリート。

ところが勝ったのはノボリディアーナ。9番人気の牝馬が逃げ切った。押し切った。

500万下を勝ち上がったばかりの牝馬が逃げ切り勝ちした。

そして2着がウリウリ。

外枠の逃げが強いレースだし、ノボリディアーナが単独の逃げを打てたのは展開の妙と言える。

対してウリウリはやや厳しい。が、京都の外回りを上手く使い外へ回しながらスピードを乗せて直線へ向いている。

ここで気になるのは「先行馬が不利だったのか?」ということだ。台頭した馬は全て差しから追い込み。先行馬は徹底して後ろへ噴射した。

これはおそらく・・・外回りの坂下りが影響してるのか?

そうであるならこのレースってのはなかなか・・・意味が無い。(参考外)

京都の内回りってのは「小回りでスピードをどうやって乗せるか」ってことで、

今回の場合は「坂下りからいかに直線へスピードを乗せていくか」ってことだ。

先行馬はごちゃついてスピードを乗せきれていないのだろう。

1番のタガノミューチャンが例外で、内を小さく回りながら上手に坂を下っている。

前が空いていたこともあってスピードも乗せられていたし、何より自前の加速力が良かった。

追い込み勢は外へ回すなり最内を差すなりしてスピードは乗せている。

中には先行馬に塞がれてさっぱりな馬もいたが。

そして逃げたノボリディアーナに限ってはそういう制限がまるでない。

これこそ逃げ馬の特権である。前も横も自由。芝を選ぶのも自由。フリーダム。

このコースの「外枠有利」は外へ回しやすい、という面で有利なのだろう。

最内をロスなく回るメリットよりも外が自由であるメリットがはるかに大きい。

・・・白百合ステークスからはこんなものかなぁ。

明らかに・・・秋華賞関係な気もするけど。

続いてローズS

先行→逃げ→差し→追い込み の順で有利となっている。

まして当日は重馬場。先行馬が圧倒的に有利・・・のはずだった。

しかし重馬場に似合わぬハイペース。

ピクシーホロウの大逃げになっていてもおかしくないペースだったはずなんだよなぁ。だって先行馬が全部潰れてるんだもの。

つまりこれはノボリディアーナが逃げを狙っていたということになりはしないかい?

だからあそこまで抵抗した。

ホント、大逃げになっていればピクシーホロウ-ノボリディアーナウインプリメーラで来ただろうに。

うーん。ノボリディアーナは今回も抵抗するか否か。

正直・・・こいつはなかなか強い馬なはずなんだよなぁ。

京都内回り1400mで新馬戦やってさ。先行有利のコースを後方から差し切って勝利してる。

でも中京でボロ負けしてるんだよなぁ・・・。気になるほどの坂でもないんだが・・・。

とりあえず京都は内外不問で好走してるわけだし秋華賞にはマッチしますかね。

となると強気に逃げを打つ可能性も・・・ある。

うーん、逃げ馬同士で抵抗し合えばやはりハイペース?ティアーモは番手で我慢するでしょ。

セキショウはどう動くだろう?

netkeibaのセキショウ掲示板では「逃げれば勝てる」という言葉が一つの合言葉になっている。

逃げられんのか?

何はともあれ・・・セキショウノボリディアーナ、どっちかが楽逃げしたら勝ち負けだろう。

セキショウはどうかな?こいつって意外と走らない馬だと思うんだよなぁ。

こいつは・・・小回り巧者ではなく中山巧者じゃなかろうか?

スタート直後の坂も悠々と行ってる。ハナに立てたのはそれが大きな要因。

ゴール直前も全くスピードが衰えない。坂をああやって走れる逃げ馬は坂で加速するような馬じゃないと差しきれないだろう。

であるからして、平坦コースの京都(内)ではハナを切ることが難しいと予想する。

ノボリディアーナマコトブリジャールが有力候補。

しかしそれで勝てるのか、と思うと・・・微妙。

やはり無理矢理にでも逃げを打ってくるか?しかしそれでは後方の馬が台頭するぞ?

差し馬が強いレースだから先行勢はあまり速い流れにしたくないと思うんだよなぁ。

今現在の候補

ノボリディアーナ

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