蛯名・・・。
コパノリチャードを交わすときに内から行って失敗してやがる。
ダイワマッジョーレの脚色次第では勝てたレースだぞ。これは蛯名のミスだ。
2008年のブルーメンブラットだって逃げ馬を外から交わして一気だったろ。
そんときは大外からぶっ飛んできたスーパーホーネットを交わさせなかった。なんで内から行こうとか色気出したの?
あと苦し紛れの言葉、「縦に並んだ馬はそろっては来ない」というのは意外と正しかったのね。
クラレントとダノンシャークはホントに前後に並んでクラレントが死んだ。
あとスローだったのがむしろトーセンラーに利したかもしれない。
「追い込み?外差し天国のレースで最後方待機が届くかよ」と思えば外ががら空きだった。
もちろんトーセンラーの脚があってこそポジションをとれたし届かせられた。
スローで前が伸びたから斜めに道が空いた。しかも追い込み勢はまるで伸びない。
結果として「最内追走→やや外目から一気」という最高の環境が整ったわけです。
あれでグランプリボスが伸びていたら結構邪魔だったかもしれない。
ダノンシャークはゴールスキーっぽいポジションになったんだな。
より外から来たダノンヨーヨー・・・ん?
そうだ。ダノンヨーヨーに近い形で抜けてきてるんだ。トーセンラー。
あれもまた上手いこと最後方から抜けられた馬だ。
ゴールスキーはダノンヨーヨーに交わされてしまったんだから歴史は繰り返されたことになる。
となると・・・脚色鈍くも粘りきったエーシンフォワードにダイワマッジョーレがなりきれなかったことが問題だ。
最後の伸びを贔屓目に見ればギリギリ粘れたと思うよ。アタマ差で。
コパノリチャードとの衝突で1馬身はロスしてるから。よくあそこから2着まで来たなとすら思う。
それだけにダノンシャークはダメダメだなぁ。
「追い出しが遅い!」とすら言えない。いいタイミングで追い出してる。
それでも届かない。いや、内に2頭も入れての競馬だからやっぱり2着あたりが妥当だわな。
問題はトーセンラー、ただ一頭。
ダノンヨーヨー、スーパーホーネット、覚醒グランプリボスレベルの脚で追い込めるとは。
全くのロスがない競馬だったから勝ち馬の条件は満たしているけどその脚色は意外も意外。
ダイワマッジョーレ - ダノンシャーク - トーセンラーなら大満足だったよ。
「俺の予想完璧じゃん。ウホホ」ってなったよ。トーセンラーは抑えてないけどな。
ダイワマッジョーレ - トーセンラー - ダノンシャークなら自分を許せなかったよ。
あのくそ熱い2010年のパターンだろっ!なんでそんなのも読めないんだこの糞頭ぁ!と。
トーセンラー - ダイワマッジョーレ - ダノンシャークでは俺はどうしようもない。
だってダイワマッジョーレが騎乗ミスでロスっちゃうなんて予想できないじゃん。
そんなことまで考えてたら予想できないよ。
こういうことがあるから「馬を選んで総流し」ってのが否定出来ないんだよなぁ。
3連単ボックスなんて頭の悪い馬券術だよ。馬連や3連複、ワイドならともかく。
しかしこういう取りこぼしを考えると否定は出来ないわけです。
別にあと一歩で取り逃がしたわけじゃないから偉そうには言えないけどね。
至高はやはり「展開読んでの3連単点数控えめ」であるから。
当然だよね。それが出来れば馬券で食えちゃう。
しかしビギナーであるからこそ至高を求めなければいけない。
初心者が小賢しい賭け方をしてもやはりそれは小賢しいだけである。
単勝から始めるのが一番良い、というのは正しいと思う。
俺は複勝から始めたから予想がねじ曲がっていると自分でも感じるね。
1着を考えるのが一番競馬としては正しいんだ。
そういうことを考えると1着2着3着をドンピシャで当てようとする3連単はうってつけだ。
当たれば一発ガツン!という夢があるから競馬の面白さとは反さない。
その上で曖昧な予想は許されない。意味もなく考えることが好きな人には最高の遊びでしょう。
色々考えるとやっぱり「複勝から始めたこと」がなかなかネックになってるんだな。
2着3着は大丈夫なんだけども1着が当たらない。
かと言ってワイドをやればオッズが気になって予想がねじ曲がる。
今回ならばサンレイレーザーやカレンブラックヒルなんかを執拗に残そうとしたはずだ。
「なにが来ても1万円」という希望があるからこそ3連単が良い。
結果を見て「おぉぉ、3万円~www」ってなるくらいがベストだ。
そして3連単のオッズをチェックすることってすごく面倒くさい。
俺がオッズをチェックしないことの根底の理由はコレだ。本当に面倒くさい。
単勝オッズなら「7倍か」ってなるでしょ?
馬単でも「25倍つくのか」ってくらいで済む。
3連単だと「こっちは178倍でこっちが390倍でこっちが461倍で・・・」となる。
面倒くさい。そもそも4万円と3万円ってあまり感覚的に変わらないわけ。貧乏だから俺。
よくよく考えてやっと「諭吉1枚も違うのか!」ってなるくらいだよ。桁が違えばまた話は別だけど。
気軽に使える5万円、4万円、3万円、てのに縁がないんだよ。
たまに10万くらい財布に入ってるけど全部用途が決まってるからね。
振込とかしたら残りは2万円くらいになる。これが俺のベスト財布。
そこからまた本を買ったりして月末には1万円くらいになる。
「諭吉1枚か・・・」と一気に貧乏性になるのね。「この諭吉は守ってみせる」と。
その諭吉は本当に守られるわけ。来月に繰り越される。
そうするとその月は諭吉が3枚になってるのよ。なんか嬉しくなっちゃうよね。
嬉しくなるとやっぱり金の使い方が荒くなる。散財しちゃうよね。
そのセーフティネットってのが小銭貯金さ。使えば使うだけ小銭が出る。
小銭は使わないようにするから札が確実に減っていく。
例えばパンと牛乳をかって300円出しても1000円札は失われるわけだ。
700円はそのまま小銭貯金に回される。
数千円、という大きな買い物をしない限りこれはすごい効果がある。
「ちょっとした買い物を繰り返してしまう」ってパターンに強いんだ。
そしてこの小銭貯金、最大のメリットは財布の痛みが最低限に済むことだ。
財布って高い買い物だからさ。ファッション性もあるものだしみっともない状態にはしたくない。
特に二つ折り財布の場合は特に大切。小銭入れが膨らむとすごく傷みやすい。
長財布はそこらへんが羨ましいよ。小銭をジャラジャラ入れてもさほど目立たない、傷まない。
「小銭ある?」てシチュエーションで任せろと言わんばかりの小銭溢れる長財布。格好いいね。
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なお、二つ折り派の俺は長財布が嫌いです。
でありますから大抵は皮肉的なニュアンスで書いているわけですね。
マイルCS→馬券術→貯金術→財布
話題の転換が慌ただしい。
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