競馬マンガがもうちょい欲しくなってきたよ。
ラブイズブーシェの騎乗がまたそんな感じなんだよ。
モデルにとどまらずまるで本人なんだけど。(名前は弓削匠。ゆげたくみと読みます)
その弓削が勝ちまくっていた4角のルートが今年のラブイズブーシェの通り道と全く同じなのよ。
内を通らずに馬場の良い所をささっと行く。コースロスはあるけど行き脚は止まらない。
4着までラブイズブーシェが来てさ。
「ヴェルデグリーンが負けるのは分かる。こりゃ仕方がない。渋った馬場はダメだ。」
「タマモベストプレイも・・・まぁ菊花賞でなかなか脚を使えてたから渋馬場でもいいだろう」
「しかしラブイズブーシェはいかんでしょう。どうして来たお前。」
そりゃメジロマックイーンの血がお前にも流れていよう。母父メジマックだから。
しかしここまできっちりと走るはずがないだろって。田んぼの札幌記念を10着だったろ、と。
ところが騎乗を見たら「あぁ、なるほど」。
大外大外をぐるりぐるりと回って渋い馬場をさっぱり通っていない。
「武豊の着狙いは鬼のような鋭さだ」感想これ。
オルフェーブルの仕掛けにペースを崩した馬は山ほどいるのよ。
その中でじっくりと外を通って馬の力量を誤らず、きっちりと仕掛けてきた。
ゴールドシップやウインバリアシオンというなかなか不安要素の拭えない馬が上位なわけで。
一頭アレだったら、どっちか不調だったら、「さすがの武豊」と大絶賛されるところだったね。
来年の有馬に活かすべきだな。外枠の馬でもなんかあったら上手いこと滑り込み着ができる、と。
[fin]