砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

アンコイルドは買うべきではない。 函館記念予想

強気な口調になるのは迷っているから。


こうやって書き始めた以上一志貫徹!という硬い頭とはおさらばです。

そんな硬さでは現代を生きていけません。最近気づきました。

だからちょいちょい考えが揺らぐでしょう。

けれど最終的には「買えない」に収まるのではないか、と。

よく俺は「買うべきではない」なんていい方をよくしまして、

やはり馬券というのは自分が納得できなきゃ買うべきではないんですよね。

だって自分の考え方がずれるもの。

買う必要のないものを買って、それが成功してしまったらさ。

よく「やっぱり来たか~」と言ってしまうけどアレもすごく間抜けな話。

このセリフが出るときは「引っかかったけどなんとなく消した」ってことになるわけで、

「神経質メガネの会」発起人として目も当てられない大惨事です。

ストレイトガールVMで来た時は「やっぱり」じゃなくて「来ちゃった・・・orz」です。

この馬をマイルで取捨するだけの自信が持てず、理由なく消したから。

でもこの時は「理由なく消す覚悟」を決めていたからさ。

レース前→「来るなら来い!」 レース後→「来ちゃった・・・orz」というわけなんですよ。

というわけでアンコイルド。買うべきではない。

この馬の洋芝適性は非常に高いし、どこでも好走が可能である。

函館記念は条件が合うのだが、前提として「先行すること」があるのだ。

前に書いたように人気馬は逃げ先行馬しか買えない。

そしてアンコイルドってのは差し先行馬なのである。

ポケットからのスタートであるから先行争いに加わることは可能だ。

しかし人気を背負っている以上、気楽に行くことはできないのである。

そうなると好位~中団になるでしょう。コレは内枠であろうと外枠であろうとそうなる。

内枠なら被される。外枠なら外に取り付くことを良しとしない。

人気を背負っている以上無様な競馬をテン乗りの勝浦がするはずがない。

だから無理矢理に動くことはないのだ。

後藤浩輝が好位差しで結果を出しているからね。無理して前は行かないだろう。

中日新聞杯の競馬を見てもスタート自体は決して良くないし

人気して被せられたら終わりだよ。馬群割りをするだけの瞬発力もない。半馬身ほど馬群を割った頃にはレースは終わる。

救いがあるとすれば洋芝適性。本当にこれだけが望みよ。

脚がほんのちょっと残れば3着争いに絡めるかもしれない。

勝ち負けする、というのであればね。

昨年の様な展開じゃないとダメさ。

最内枠。2番のイケドラゴンは競りかけてこない。

そして人気のエアソミュールとサトノギャラントはさっさと被される。

つまりこの2頭はさっさと逃げ先行に潰されているんですよねぇ。

ノーマークのアンコイルドは悠々と最内で押し押し先行。ず~っと最内をロスなく回ってる。

それでアスカクリチャンとサトノギャラントをクビハナで抑えて2着さ。

トーセンキャプテン級だよ。この形は。函館記念の必勝パターン!

それをピンク帽のアスカクリチャン、被されたサトノギャラントに並ばれてさ。

なのに今年は2番人気?どうして?理解出来ないね。

同タイプの馬としてならトウカイパラダイスが狙い目ではないかな。

一昨年は人気して、昨年は外枠で。今年が人気薄の内枠なら昨年のアンコイルドが出来るよ。

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