ただでさえ文字を打つ量が減って落ち着かないのに月マガがクソつまらなくて変なフラストレーションが溜まってしまった。仕方ないからAR共を予想しよう。
ノーザンダンサー系を上手に使った馬が勝ちやすいのでキンカメが良さそうなのだが全滅継続中。これはキンカメがMiesqueの影響を受けているために2500mは少し長いことに由来するのだろう。
かといってルーラーシップやドゥラメンテなどがこのレースに勝てないことはないのだろうし、キンカメが絶対にダメというわけじゃない。だがスズカデヴィアスとレーヴミストラルはよくないだろうなぁ。
重要なのはいい位置をキープしつつも脚を使い続けるスタミナで、ハーツクライ産駒が好調なのはそこに起因するのだろう。このレースを前目から33秒7の上がりを使ったスクリーンヒーローがジャパンカップを制したのは納得できる。グラワンのスタミナってかなりのもんだよねぇ・・・。
千八馬ではなくガチの中長距離馬が勝つレースなので狙い所はラブイズブーシェあたりだろうか。新潟記念のレースを見る限りでは完全に復調しているから母父メジロマックイーンのスタミナで追い込めそうである。ただ勝ちきれるかどうかは怪しいわなぁ。フルキチ頑張れ。
あとはヒラボクディープ。ディープ嵐猫黄金配合は「短めの脚をクルクル回転させて靭やかに動く」ってのが重要なのだがこの馬は脚長なので俊敏性がかなり犠牲になっている。だから札幌2600mでダラダラと長い脚を使わせて勝った前走には納得できるのだが、エイシンヒカリと同じようにトモの非力さが改善されていないで平坦からのコース変わりでパフォーマンスが上がるかが微妙。どっちかと言うと伸びきれないイメージが強い。
プロモントーリオが面白そうではあるんだが・・・。これまた綺麗な配合だな。サンデーミスプロバックパサの継続を緩やか～に行っていて、長手の馬体を力強く靭やかに動かし、アタマをグーッと前へ突き出していくフォームはかっちょいい。目黒記念の流れで4歳馬があれだけ粘っこく差せるというのは驚異的でもあり、これはちょっと器が違う馬かもしれない。
しかしゴールドアクターもまたちょいとレベルの違う馬。しかもプロモントーリオは中距離馬として緩いところもなくなって血統通りに完成した馬なのでAR共の流れに順応するのは少し厳しくなるかもしれない。
ゴールドアクターはモチジュン先生がおっしゃるに「スクリーンヒーローの活躍産駒の中で最も父に似た馬」である。対してプロモントーリオはサンデーミスプロバックパサの配合を受け継いだ通りの馬。
即ち スクリーンヒーローVSゼンノロブロイ と言える。熱いレースになりそうだ。
だがやっぱりプロモンは完成度の高さが仇となりそうなところかねぇ。AR共は柔らかな馬体から発生するスタミナが美味しい舞台だから、きっちりと完成して京都2000mで弾ける馬になると2500mは長いと思う。
だから秋天→香港カップのローテが望ましかった。休養がなければ実現したはずなんだが。
明確なスタミナ血脈があったほうが馬券としては狙いが立つ。その観点ではやはりスーパームーンか。Balladeの牝系であるから超がつくほどの名血で母父は絶対正義のSadler's Wells。ブライアンズタイム×Sadler's Wellsで日本の芝を走ろうってんだから舐めてるぜ！キンカメ種の兄貴はダート馬かつ障害馬だし！
ところが馬体を見てみれば筋骨隆々のイケメン黒マッチョでありながらも靭やかそうな雰囲気を持っている。アイルランドTでは坦々としたペースの中で中距離適性の壁に敗れたが、距離延長で一変することは十二分に見込めるだろう。
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