砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

しぶとい愛犬

死期が近づいてきた。

痩せ始めた頃合いは思い出せないが、順調に骨と皮の身体に近づいている。眠っている時間も多くなっているし、その時の呼吸も浅い。そして体温がとても低い。腹と胸を注視しなければ呼吸を確認することも難しい。

冬は越せない。体重の低下のペースを把握しているわけでもないが、ここ数週刊の痩せ方はひどいものがある。歩けなくなればすぐ、おそらく一月ほどで亡くなる。10月の中旬にまた友人の披露宴(今度は群馬)まで赴かなければならないし、それまでは保って欲しいと思うのだが。

まぁ、あいつも我が家のペットをして何年だ?17年くらいうちのペットやってんだろ。手のひらサイズから家にいるんだもの。長男坊の都合を考えるくらいの繋がりはあるだろうよ。ちゃんと11月くらいまで頑張って、ちゃんと週末に逝くくらいの融通をきかせてくれるだろう。

出来れば・・・だが、その後の始末にかかる金をね、別の用件で手をつけちゃったから、それを用立てるまで保って欲しいと思うのよ。そうなると年を越さなきゃならんな。よし、来年まで頑張れ。

駄目ならばお前、歩けなくなった週から競馬に勤しまなきゃならなくなるよ。火葬代稼がなきゃならんのだからさ。

[fin]