砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

京成杯AHに印打つ(打てなかった)

土曜の中山は想像を遥かに超えて前残り傾向だった。しかも例年よりやや馬場が速いくらいで、差しの効いていた外馬場のレベルに内馬場も合わせた様になっている。

なので前にいる人気が押し切るシーンが多く、差しに回った人気は軒並み不調。前が同じだけ伸びるし、昨年のイメージがあるからスロー気味で穴馬も残る。そのあたりは修正可能な範囲なので日曜は前がごった返しそう。

京成杯の場合はごった返す分だけ前へ行かなきゃならないマルターズアポジーがいるので・・・縦長になりそう。この枠なら駆け引きも糞もなく、メイチのスタートでかっ飛ばすしかない。こりゃ電撃の8F戦になりそうな予感。

もうブッシーは過去の実践から悲しい現実を知っているので、ハイペースの分だけ溜めを作るということはないだろう。行ったら行き切るしかない。増して、今の中山馬場の限界を誰もつかめていないのだから。非サンデーの特権を駆使してハイペースの押し切りに動くだろう。

すると勝負どころは4角ではなく残り200mになる。Nashua≒Nantallah+Tom Fool(Halo≒Sir Ivorでも可)の世界だ。これをきちんと表現するのは4歳と5歳の牡馬であるが、該当馬がいない。昨年のガリバルディが突っ込んで来られそうな展開なんだけれどなぁ。

近いのはダノンリバティなんだけれど、これはエリシオという血統を思うと手が出せない。これはすこし平坦の持続力に特化した部分があるから。

うーん、この類の中山マイルは記憶にない。でもモーリスがドンピシャでハマるのは分かる。やっぱり考えるならこの方向なんだよな。しかし駆け上がる馬が全くいない。面白いくらいに。

したらやっぱり「4分の3Ribot」が事実上の先行競馬でヌルヌルと抜けてくるのに期待するしかないんじゃないかねぇ。

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