砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

フローラS予想

せっかくの2連休もフローラSの楽しみに消えて、タバコを延々と燻らせながら予想に励んだ。

星野源ってのはなかなか気に食わないやつだが、バラードを歌う時の艶っぽさにフォーク由来のJ-POPが見えるな。だがUSENドラえもんを垂れ流すのは許さん。あの類のアップテンポは嫌いだ。」

「楽しむアップテンポは嫌い。自己陶酔のバラードが大好き。」

予想印

◎ファストライフ
◯ノームコア
△ディアジラソル

予想本文

もう混乱の極みにある。とりあえずの感が強い。

しかしタイムリミットを迎えてしまったし、決め手となる予想方法も考えつかなかった。

速い脚の使える配合馬と、大外のRobertoと、好配合のマイラーを選ぶ。

ディアジラソルの配合はかなりのもので、アッミラーレの芝馬としては最高級。ミッドサマーフェアの年くらいにドスローであるならば勝ちの可能性も含めていい。

サトノワルキューレ

この配合は本当に良く出来ていて、廃棄verにもそれは書いた。

ただ4分の1異系として優れすぎているから、それを表現するには時間がかかる。またそれを牝馬で綺麗に表現できるのかも不安だった。異系の母父を表現するには牡馬が適切かと思う。

ウインドインハーヘアへのニアリーは面白いものだが秀逸とは言えない。いや、いくらでも翻意するであろう難しさなのだが。現時点では褒めるだけの競争能力を認められない。やっぱりLyphard絡みのニアリーは前受けしてくれなければ。

ウスベニノキミ

素直に面白いと感じられた初めてのエイシンフラッシュ産駒。母ソリッドプラチナムはディクタス≒Busted3×4で、本馬はBusted7×5。Crepelloの観点からKrisにも絡みがあり、Special・サンデー・ディクタスを綺麗に結びつけた。4分の1ステゴの配合として素晴らしい。

エイシンフラッシュの送り出す『ドイツなオルフェ産駒』」という風情であり、走り方はPrincely Giftではないけれども、堅苦しい動きに見られる懸命さってのがそれらしい。走り方はドイツらしいスタミナの表現が見られる。

ウチパクエイシンフラッシュで内を一気に貫くかも・・・と思ったが、あまりにもドイツで、あまりにもHyperion。この配合で俊敏に弾けないのだからエイシンフラッシュのドイツも遺伝が強烈に過ぎる。

ラブラブラブ

これまたよく出来たオルフェ配合で、血統ファンならオルフェーヴル×トウカイテイオーは夢見ていたのではないかと。

惜しいのがカツラギエースの存在で、これは全くもって不要の存在。これを抜いてファバージ4×3を決めた方がオルフェ産駒としては上等だ。オルフェでなくてPrincely Giftを持たない種牡馬が相手ならば、これでいいと思うがねぇ。

まぁ、言っちゃ悪いが、この繁殖にPrincely Giftクロスをさらに詰めるのは愚策だわ。ファバージ4×4を間違いなく伝えるのだから、まったくの正当性がない。けれど16年産のタートルボウル産駒は絶妙だね。これはマイルで大成すると思う。

配合のイメージ以上に緩く動くのは詰め込み過ぎたPrincely Giftの影響もさることながら、決定的なBlue Larkspurの欠如だ。これをアウトにするってことは北米のスピードを否定するに等しい。

Blue Larkspurがスピードを伝えるわけじゃないが、Blue Larkspurに連なるスピード群が必要だ。これがないから緩いのだわ。

・・・ただメジロマックイーン的なスタミナをオンにする手法としては間違いない。Blue Eyed Momoへのクロスを入れるだけでギュッと配合が引き締まるだろう。またそれを綺麗にまとめるのが手間で、難しいところであるが。


[fin]