砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

シルポートは何がしたいの?


調べてみりゃ2010年9月26日のオールカマー以来の2200m。


そりゃ平日の真昼間からこんなことしてる俺に
「何がしたいの?」と言われる筋合いはなかろうが。







だけどそのオールカマーはなかなかいい走りをしてる。

何がいい走りか、って・・・


きちんと溜めながら走ってるんだよね。


マイルや1800mはただ速く、どこまでも速く、って感じで
ウララララララって走っちゃうからつまらないんだ。


けれど2200mのオールカマーじゃ少し考えた走りになってる。
速いペース→普通→速いペース→普通→ゆっくり→普通

と、溜めながら逃げてる。

ラスト200mで二の足が出りゃいいんだけれど出ないんだよなぁ。
そもそもみんなシルポートにくっついてるし。2馬身くらいしか離れていない。

今回はどうだろう。

馬場は荒れる、という予想が多く・・・多いというより圧倒的。
良馬場は望めない、あってたまるか、というのが大方の考え。

荒れた馬場で強いのはナカヤマナイトダノンバラード、と来ているが
これらが勝つには少し物足りない条件なのは確実で、地力勝る3強には届かない。

ジェンティルドンナの全姉、ドナウブルーは荒れた馬場にも悪い競馬をしていないし
フェノーメノも血統的にパワーがある。
ゴールドシップは3強の中でも安心して見られる悪路巧者だ。



シルポートには2200mという距離の問題もさることながら
雨が振ればより多くの体力を要するだけに大逃げへ不安が残る。

馬齢から考えてもオールカマー以上は望めない上に、
安田記念から中2週で上積みが可能かと言えばそうじゃない。
スタミナ上乗せを図っているようだが・・・見込めないね。




根本的にさ。複勝に絡めるとしても3強のいずれかを食わなきゃいけないわけで。
それが出来るほどのスピード競馬はシルポートにゃ難しい。

トーセンラーとの折り合いがどう付くか、てのが焦点の1つではあるけれど・・・。




全てが上手く行ったとしても・・・

トーセンラー フェノーメノ ジェンティルドンナ シルポート

この4頭の熾烈な争いが起こる。


シルポートの成功=トーセンラーの大成功 だから、
シルポート単勝はまずありえなくて、
トーセンラーの紐にシルポートが来ることもない。

どうあがいても3着争いだ。


そういう意味では複勝は有りだけど・・・。

トーセンラー複勝はミドルリスクローリターンだから微妙だし、
それならシルポだよね。

複勝コスパ考えると

1番がシルポ。ハイリスクハイリターン。
2番がローゼンケーニッヒ。同上。
3番目にトーセンラー


3強の複勝行くなら馬連orワイド。
ローリスクローリターンの3強3連複は保険として持っておきたい。
かろうじて900円つくか?ってくらいだけど。






もうそろそろ馬券の買い方を考えなきゃ。



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