砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ローズステークス 寸評

いざ予想を初めてみるとクラシックって面白いよね。

どの馬も走りそうな雰囲気があってワクワクしてくる。


「とりあえず消し」って感じで消した馬が走っている。

コスモネモシンレッドスパーダ

ネモシンのことはいつまで引っ張る気だ、と思われるだろうがあれは衝撃的だったのです。

エクスペディションの激走を待望していただけに・・・。

ファタモルガーナの激走を予想していただけに・・・。

デニムアンドルビー

高人気馬の一角。重賞勝ってオークス2着で、そして騎手は内田博幸。人気しそうな要素は山ほどありますな。

ただ新馬・未勝利戦を3回やってるのが判断を難しくさせる。

福永からデムーロへ乗り代わったから勝てたのか、それとも距離延長が功を奏したのか。

どっちにしても1600m→1800m→2000mと伸ばしてきた距離への評価が非常に難しい。

勝った重賞は2000mでオークスは2400mだ。そして今回ローズSは1800mとなる。

阪神の外回りは最後の直線が長い。追い込む側からすればありがたいのだが・・・?

少し距離が短いかもしれない。

・ウリウリ

ステップレースに勝てずクラシック路線へ入りきれていない馬。

今回で秋華賞に繋げたいところだ。

しかし今年に入ってから既に6戦している。体重の増減も激しく、調教の迷いが伺える。

こいつの適正体重ってどこらへんなんだよ。マイナス12kg→プラス20kg→マイナス10kg→プラス8kgって・・・。

中2週で10kg落とした白百合ステークスが6番人気2着なんだから本当に分からねぇ。

馬体重を無視していい馬なのか、それとも調子の善し悪しは確かに現れているのか?

前走のプラス8kgが上積みなのかムダ肉なのか判断に迷う。

ウインプリメーラ

チューリップ賞を7番人気2着。優先権を得た桜花賞で9番人気11着。

そして8月中旬の函館2000m、ポプラSを7番人気11着。

1走叩いているし間隔も良い。エルフィンSチューリップ賞がフロックでないなら期待が持てる。

でもポプラSの結果は次に繋がるものではないと言える。

けれど今年の函館の馬場を考えれば重要視するデータでもない気がする。

・コレクターアイテム

主戦は浜中だけど浜中はウリウリにいったので小牧太騎乗。

マイルを主に走っているので1800mへの距離延長は良いかもしれない。

でもクイーンC桜花賞と惨敗が続いた上にウインプリメーラアユサンと過去に先着を許さなかった相手に負け続きだ。

時計も勝ったアルテミスSじゃ33秒8をマークしているのに同舞台のクイーンCじゃ35秒2と微妙になっている。

桜花賞のやや先行した競馬は前残りのする展開を見越してのことだろうが結果が結果だし・・・。

エバーブロッサム

フラワーCフローラSオークスと2着が続く。

距離も違えばレース展開も違う。それに合わせて走れるのだからこの馬の懐は深い。

きっと頭のいい馬なんだろう。騎手との折り合いも良く、崩れる心配がない。

しかし考え方を変えてしまえば「崩れる展開を見せていない」ということになる。

たまたま好走条件が重なっていただけ、ちょうど調子の良い時期だった、ともなりかねない。

しかし鉄板といえば鉄板だ。

・セレブリティモデル

典型的「デムーロ兄弟ありがとう」な馬。

人気してるならともかく穴から持ってきた1着だから地力があるとは思えない。

クイーンステークスだって8頭立ての6番人気6着だ。参考にしづらい。

曲がりなりにもオークスを走った馬だから馬鹿には出来ないけれどね・・・。

・トーセンソレイユ

新馬戦を1番人気1着、続くエルフィンSを2番人気で1着。そして続く桜花賞を7着、オークスで15着。

敗因は明らかだ。クラシックとは言えG1。ペースが速いから脚が残らなかった。

言うなれば底の浅い馬。上積みしてペースに順応できればいいんだろうけど。

・ローズティサージュ

阪神JFを勝ってる馬だ。つまりG1ウィナーである。

そうなってしまうとハンデ戦なんかには使えない。これからは重賞めぐりの旅となる。

桜花賞ステップレースのチューリップ賞で2番人気に推されながらも9着。

「もしかして早熟だった?」という不安を微妙に払拭する桜花賞での8番人気5着。

その後のオークスでは7番人気9着。ここから岩田へ乗り替わりになっている。

凡走、とは言えない。次に繋がるレースを続けるが結果にはつながらない。判断の難しい馬だ。

買う価値はある馬だが来るかは分からない。穴馬としては分かりやすいが・・・。

・ブリュネット

新馬・未勝利戦を3回。その後のフローラSで9番人気ながら3着に滑り込んだ。

迎えたオークスでは15番人気で16着とひどい結果となる。

更にこの馬の評価を下げたのは8月25日の条件戦。

1番人気に推されながらも結果は13着、派手に着外へ転げ落ちたのだ。不良馬場であったとはいえ流石に厳しい負け方である。

なんだかよく分からない競馬を続けているから馬も混乱してるんじゃなかろうか。

毎レース違う騎手を乗せるとこんな結果も生むのだなぁ。

これで半分か。

タイトルに「2分の1」を追加して中断しよう。

続き

出走まで約3時間。時間無さ過ぎぃっ!

レッドオーヴァル

チューリップ賞では凡走したが本番では2番人気の2着。

オープン戦を快勝していただけに人気も高く、結果も期待に応えるものだった。

しかし続くオークスでは2番人気17着と惨敗。

原因を何と見るか。17着は負けすぎなので敗因の一つに距離の長すぎがあるんだろう。

スプリント~マイル、1400mと1600mしか走っていなかったのにいきなり2400mだもん。

今回は1800mで前走から距離短縮にはなる。悪くない距離じゃないか?

一つ問題があるとするならば体重だ。新馬戦で446kg、オークスの時で422kg。

11月11日から中2週→中4週→中6週→中3週→中5週と走ってきて着実に体重は減っていた。

今回は阪神開催であるからプラス一桁に収まって欲しいところ。

・リメインサイレント

新馬戦・未勝利戦を7回やってる。その後500万下を2回目で突破。

そして今回のローズステークスである。

当初はマイルをで走っていたが徐々に距離を延長。2000mで手応えがあって4戦目の未勝利戦で勝利。

直近の八甲田山特別では更に距離を延長して2600mを走っている。7番人気からの1着だ。

ただ問題があって、勝利した未勝利戦、500万下は函館開催なんだよね。

それに年が明けてから9戦もしている。使い詰めでここまで来た馬だ。

ここに来ての距離短縮も怪しい。エリザベス女王杯にでも使えばいいのに。

・アサクサティアラ

常に高人気で走っている馬。大体それに答えて走っていたけれど・・・前走は1番人気7着だ。

夏全体を走っていた馬が主役のレースだったから仕方がないと言えば仕方がない。

しかし1着のティアーモはオークスからの鉄砲だ。やはり格が違うのかなぁ。

とりあえず一発叩いたし、ちょっと絞ってきたら好走しそうではあるよね。

でも主役はクラシック路線の馬でしょ。

・ボロンベルラルーン

打ちづらっ!それはさておき。これまたひどい馬だなぁ。

俺としては「高人気1着」が実力馬の証だと思っているのでこういう馬は期待のしようがない。

3番人気に押し上げられながらも11着。忘れた頃に7番人気1着。こういう馬が嫌い。

1度はダートすら走っているんだから・・・18番人気は伊達じゃねぇな。

クラシック路線の馬のペースに合わせられるかなぁ?今回は稍重だからチャンスはあるが。

・ピクシーホロウ

母父がサクラバクシンオー、父父がダンシングブレーヴ、父がキングヘイロー

うーん、これで1800mを走るの?スプリントかマイルじゃないのかね?

それはさておき、特筆すべき点は函館の500万下で勝っていることだね。

斤量の差があるとはいえ4歳牡馬相手に押し切って勝つのはなかなか良い。

前走もきっちり着内に収まってるし稍重の馬場なら期待の持てる馬だ。

阪神の外回りを押しきれるかは別として・・・。

シャトーブランシュ

なんだこいつ。ダート走ってんじゃん。

で、戻ってきて芝を快勝か。

・・・。重馬場の鬼ってだけかもしれないが・・・。うーん。

いや、実際怖い馬だよなぁ。一応抑えたいと思うくらいには。

ノボリディアーナ

白百合ステークス勝ってんじゃん。良いじゃん。

これが1ヶ月前のレースだったら良かったじゃん。

中15周か・・・。いや、大抵の馬に言えることだけどやっぱり空きすぎだよなぁ。

データも揃っていない3歳馬でやれ中2週だ中4週だ、中22週だ中16週だ・・・。

そんなのが集まったレースは予想しづれぇよ。

ノボリディアーナも良いとは思うけどね。外枠か。

・リラコサージュ

はぁ・・・。イイね。

フラワーカップで3着、スイートピーステークスで1着。

本番のオークスで13番人気8着。いいねぇ。

こういう馬はさ。来ないんだ。ハハハ。来ないんだ。

徐々に徐々に調子が上がってる様子が見える。鉄砲じゃ来ないんじゃないかな。

メイショウマンボ

来ましたね御大将。オークスの勝ち馬が大外枠から登場ですよ。

誰がこんな馬がオークスで走ると予想できただろう。フィリーズレビューで1着。

1400mだよ?フィリーズレビュー。そんでマイルの桜花賞を惨敗だよ?

そこから、2400mのオークスでぶっ飛ばしてきたんだ。誰が予想できただろう。

9番人気だからかなり予想してた人はいるんだろうけどねっ!

さて、この馬の問題はやはり、やっぱり適正距離だ。こいつってどのくらいがいいの?

父父がサンデーサイレンス、母父がグラスワンダー、と少し困る配合。

父と母はよく分からん。父のスズカマンボってなんやねん。

と思ったら春の天皇賞を勝ってんのか。ごめんなさい、スズカマンボ

ほうほう、皐月賞を惨敗。その後のダービーを5着と健闘。

惨敗→健闘とはメイショウマンボに通ずるものがあるな。

そんで秋初戦の朝日CCを勝つ。秋初戦を勝つ。ふーん。参考にならねぇな。

これでセントライト記念だったら話は別よ。

「ある程度慣れた相手だといい走りすんのかな」

って仮説を立てて今回のローズSと重ねることも出来たのに朝日CCじゃ全く別じゃん。

とりあえず初っ端から走ってくれる馬みたいだけれど・・・。

とりあえず寸評は終了。時間はあと1時間もない。急がねば。

ていうかPATに登録すべきだな。わざわざ車で20分かけて馬券を買いに行くのは馬鹿くさい。

でもそれがいいっ!

で、何を買うか。

[fin]