枕を愛犬に占領されたのでほんのちょっとだけ書こう、と。
ほんのちょっと、と考える一方で「これは朝日を拝むパターンじゃ・・・」とも思う。
そんなパターンはまっぴらだ!さっさと寝るぞっ!
今回のテーマは斤量。ハンデ戦でありますから。G2なのに。
となると必然的に「軽斤量を利用して爆発的に走れる馬」とか「斤量は見込まれないけどG2クラスの馬」となる。
あるいは「G1勝てるレベルの素質がある重斤量の馬」であろう。
小倉記念ではメイショウナルトが53kgと軽斤量で大爆走して勝っている。
同様に京成杯AHでもエクセラントカーヴが52kgで余裕差し。容易く勝負を決めた。
最大の衝撃は新潟記念であろう。52kgの軽斤量でコスモネモシンの一発駆けが出た。
逆に重斤量では七夕賞のマイネルラクリマが57kgと見込まれていた。
2着のトレイルブレイザーはトップハンデの58kgであった。
函館記念でもトップハンデのトウケイヘイローが勝っている。今回のルルーシュらが背負う57.5kgだ。
軽斤量では牝馬が活躍する傾向がある。
ホエールキャプチャなんかがそうであるが斤量に敏感な傾向があるようだ。
今回はオカマが一頭いるだけで牝馬はいない。軽ハンデは重要視する必要はないだろう。
なんといってもリピーターが多いレースだ。
トウカイトリックを筆頭に、ルルーシュやムスカテール、デスペラードなどの東京2500m常連組。
「常連」という存在はここ2年ほどから生まれているのだから過去のデータは利用しづらいのではないか?
トウカイトリックは例外としてもね。
その常連組も今年で5歳。油が乗り切り、ピークをやや超えて衰え始める手前。
そこらへんは血統なんかで違うだろうが馬体は完成している。
だからリピーター間での巻き返しなんかは殆ど無いだろう。
ルルーシュがやや飛び抜けて強く、続いてムスカテールといったところ。
そこにアドマイヤラクティとメイショウナルト。この4強がキモとなる。
だから意外とね。固いと思うの。このレース。
逃げ馬が数頭いてペース判断は難しい。
しかし縦長にはならないだろう。一団となることもあり得る。
最悪のパターンとして、ね。普通になるんじゃないの?
一団になったら差しが難しくなるからね。前が塞がってロスれば先行馬が残ることもある。
そういう時に面白いくらい有利なのが追い込み馬なんだよね。空いたところからすっ飛んでくる。
空かないとすっ飛べない。先行馬そのまま残るパターン。
しかし東京コースだからかなり横に散らばるでしょう。散らばりすぎて届かないこともあるし。
それに一団なら内差しの可能性が出る。ロスのない競馬をね。あいつにやらせたら怖いよ。うん。
だけど・・・メンツを洗ってみれば結構ばらつくのかなぁ?
有力馬が結構ばらついてるもんなぁ。
先行~差しのメンツが濃いなぁ。大逃げかませる展開はないわ。
間違って前残りさせるようならば・・・メイショウナルトが鉄板中の鉄板だよ。
オールカマーで勝ち負けしてる馬だ。王道古馬路線から外れているアルゼンチン共和国杯なんて目じゃない。
ルルーシュなんて間違ってアルゼンチン共和国杯を勝っちゃってレース選びが大変そうだよ。
この最も油の乗った時期にこんだけしか走らせられないなんて勿体無くて勿体無くて。お化けが出るぞ。
札幌記念はあの馬場だしAJCCは外枠不要の競馬だしなかなか展開が向いてくれないんだよなぁ。
ゼンノロブロイ産駒だから道悪を走ってもいいと思うんだけどね。コレばかりは仕方がない。
だが・・・今回は絶好枠だ。ライバルは強力だが格下に負けていいレースじゃないんだから走れよ。
メイショウナルトもここで勝って有馬記念やジャパンカップに繋げたいな。
東京は・・・ちょいとどうかと思うけど中山は合いそうだから期待したい。
ん・・・?メイショウナルトってハーツクライ産駒なのか。へー。
ジャスタウェイと同じだけどタイプが違いすぎてなぁ。参考にスべきではない。
ムスカテールが本当に難しい。オールカマーはどうして凡走しちゃったんだ?
改めて見ても・・・買って問題のなかった馬だと思うんだけどなぁ。どうして馬券にならなかった?
直線向いて一気に脚が止まっちゃってるんだよなぁ。
サトノアポロのエグい突っ込みがあったけどそれでやる気をなくしちまったのかな?
ある程度叩いてやる気を出す馬なのだろうか?約1年で10戦走って放牧前の目黒記念をレコード勝ちだからね。
よほど調教のやり方がいいのか、あるいは頑丈な馬なのか、それともレースでのむらっけがあるのか。
マヤノトップガン産駒だからレース中にサボりそうな気もする。
オールカマーはやる気なかったのかな?
目黒記念の勝ちっぷりは強かったもんなぁ。取捨がそのままギャンブルだ。
だが仕上がりという点ではメイショウナルトとアドマイヤラクティが勝る。
アドマイヤラクティはダイヤモンドS→天皇賞春とステイヤー路線を走っていたしね。
それで目黒記念は順応しきれなかったかもしれない。G1爆走後だから疲れもあっただろう。
って、こいつもハーツクライ産駒ぅぅぅ!?ハーツクライってこんなに蔓延してたっけ!?
確かに4歳夏頃から一気に出世街道を突っ走り始めている。勝ちきれなかったのが勝ちきるようになった。
む、難しいな。金鯱賞、AJCCと2回3着。ダイヤモンドSを制して春天を4着。
そこから目黒記念の10着だ。そんで放牧後に巻き返し。京都大賞典を4着。
左回りは金鯱賞3着で問題無いと見られる。
併せてAJCC。登坂への適性も問題ない。
やっぱり問題は末脚なんだよ。33秒台の脚を使えない。
そのくせ中団待機だよ。前じゃ駄目なんですか?
おせじにも先行力があるとは言えないし・・・。
ニューダイナスティが逃げるのであれば・・・前崩れ・・・はしなくね?
逃げ馬が3頭もいるんだよ?潰れんじゃねぇの?
「潰し合えー」という状況ならば先行馬が残る。
前目で競馬する馬が有利かも。差し馬不要?
となると・・・
流す相手は・・・
ムスカテール・・・
ありゃ、先行馬って軒並み外に飛ばされてんのな。
[fin]