なかなか難しい枠となってしまいました。
応援していたワンアンドオンリーが最内に入ってしまった。
とても買えるわけがなく・・・。
昨年のメイケイペガスターのような後方競馬か。
あるいは前へ行って強引に道を開くか。
まず勝ち負けは難しい。
大本命馬のトゥザワールドは順当過ぎる大外枠。
8枠17番というのも良いわけじゃない。最内よりよほどマシではあるが。
ハープと違って外に1頭いるのが難しい。
8枠18番がウインフルブルーム。
京都をも走るスペ産駒なのでディープより何十倍も注意が必要な馬だ。
朝日杯の3着馬。
好枠に収まった馬の中では・・・
馬格があるので中山はもってこい。
しかし牡馬のレベルにまで到達はしていないだろう・・・。面白いだけか?
同じ2000mでも平坦パワー馬場な新潟のほうが買いやすいイメージです。
ゼンノロブロイ=新潟2000mという勝手な考えが・・・。
しかし外から好位競馬を行えるメリットは大きい。
そして関東競馬&好位競馬の北村はなかなか頼りになる。
牝馬戦とはいえ重賞を勝っているし能力の裏づけは十分。
問題は牡馬のペースで競馬をできるか、ということだけか。
フジキセキ産駒については・・・
中山がどれだけダート的要素が強まるかが鍵ですな。
イスラボニータは1枠2番、とワンアンドオンリーに付き合ってしまったので今回は厳しいが
ロサギガンティアは良枠に収まったのでここでひとつ何か結果を残したいところ。
この二頭のフジキセキ産駒の難しいところってのはやはり距離ですよね。
フジキセキってのはスプリンターこそ輩出するが中距離馬は出さないわけです。
だからマイルに毛が生える程度の1800mがベストじゃないか?といわれりゃそのとおりなのです。
また、年度末の東京などは渋り具合などから言ってもベストオブベスト。
イスラボニータの共同通信杯勝ちは順当だったわけですので皐月賞的には強調要素はない。
スプリングSでアジアエクスプレスを打倒したロサギガンティアはいい競馬をしました。
しかし本番で調子を上げてくるアジエクに対してどう対処するのかは不透明であります。
さらに馬場もきっちり悪くなってくるわけですからアジエクを比較対象にするとちょいと難しいのかな、と思わされる。
かといってアジエクに距離不安がないわけじゃありません。
やはり2000mというのは一つの山場であります。
マイル馬は1800mをこなしても2000mはこなしえません。
もちろんカンパニーという恐ろしき名馬が世の中にはいたわけですが・・・
こういった距離不安を抱えさせない種牡馬ってのがまさにディープなのですが・・・。
ディープは頭から消してしまうのが吉でしょう。14頭立てと思ってしまったほうがいい。
これを疑うのであれば有馬記念でもディープを買いなさい。距離的にもそっちのほうが道理が合う。
2000mでディープを買うのは結構勇気が要ります。G1ならなおさら。
ディープというのは比較的底力にかけるのです。タフさがないのです。
キズナが勝った阪神2000mの大阪杯にしたってスタートの後に登坂があってペースが緩むわけですよ。
この時期の阪神は芝も悪くない。ペースが緩み、芝も悪くない。となれば瞬発力が生きる。
なので秋天でもなかなか厳しい戦いを迫られる。
初っ端の2角で先行争いが激化。その後の直線でペースが不安定。
4角回ってスパート。ペースが強烈過ぎてディープが活きないのです。
確固たる逃げ馬がいる場合はまず買いづらい。
逆を言えば瞬発力の活きる舞台なら買うしかないのですがね。
ドバイDFでも強烈なパフォーマンスを見せたジャスタウェイにしても同じですよ。
あれはスローからの瞬発力勝負に持ち込めば意外なほどにもろいと思います。
秋天でいきなりはじけた!というのは何らかの原因があるはずです。
個人的にそれはトウケイヘイローの鬼ペースだ、と思う。
ジェンティルドンナ、エイシンフラッシュ、両方ともスローから弾ける馬。
そういう観点からワンアンドオンリーが初G1で弾けるかな、と期待していたのですが・・・。
後方競馬を強いられるのは難しい話です。
おまけ話としまして。
コディーノもそういうタイプだと考えます。
馬の限界を試すような展開が得意じゃないかな?有馬記念とか。
終いで振り絞れる馬じゃないみたいなので追走で限界に持ち込むのが正しいかと。
ダービー卿も馬場は悪くなかったのだけれどペースが緩みすぎた。
今回はペースがどうなるのか、というのが非常に大切ですね。
逃げ馬不在で押し出されるような感じになれば・・・
ん?
そういう展開だと・・・ディープが活きるか・・・?
だいぶ活きる。
スロー瞬発からの外差しならトーセンスターダムが競馬になるぞ。
あれ?
あぁ、これは買えないわ。わからんもん。
ディープが活きるなら何が飛んでくるかわからん。
変な奴がくるかもしれん。
こないかもしれん。
わからない。
とりあえず伏兵の登場があっても驚けない。こわや。
[fin]