そうでもしないと切なくて。
過去に一度書いた気もしますが・・・
ASKAの歌詞にはひどく共感を覚えることが多いのです。
共感というよりも刺激されるというかね。性格が似ているのかも?なんて思ったり。
言うことがいちいち神経質なんです。この人。
歌詞で伝えようとすることが多すぎてあふれてしまって、なんだかよく分からなくなる。
でもそれを成立させてしまうのがASKAである、と。
「群れ」という曲を見るとすごくね。この人の線の細さというか、そういうのを実感できる。
何に追われてこの曲を作ったのか。
名曲中の名曲である「PRIDE」。
要約すると「譲れないものがあるんだ」という曲ですが悲痛な声で歌い上げている。
ロックなんかでは「お前らにはわからねぇだろうがな!」と上から目線になったりもしますが
この曲では「なんとか踏みとどまろう」みたいなね。最後の一線を越えないように確認するような。そういうイメージがあります。
俺はこの曲が大好きで大好きで。中学2年からずっと聞いてるのよ。
折れそうになったらこの曲を聴いて、歌って。そうやって生きてきた、ってくらいさ。
理解されたいされない、でも自分を曲げられない。でもそれでいいんだ。それがプライドだ。矜持だ、ってね。
ブログ名でもある「砂時計のくびれた場所」。これもまた好きだなぁ。
「届かない夢が欲しくなった」ってフレーズが好きで好きで。
当時はまだ未成年でありましたから届かない夢なんてものはなくて、でも夢のあるフレーズだなぁ、って。
もう少し歳をとったら分かるかも、なんて。今でも分かりません。
「空を追いかけてみたくなった。いつかもがれた羽なのに」。俺の羽ももがれてしまったのだろうか。
この二曲はアルバムである「PRIDE」に収録されています。
これは名盤ですのでぜひ買ってみてください。買えるものならね。
そう。なにやら回収騒ぎになってプレミアがついてしまいそうな雰囲気になっているのです。
「やめて!GUYSのブルーレイverを買ってないの!やめて!」
俺はようやっとASKAを憎めそうですよ。
「お前のせいでチャゲアスが聞けなくなるじゃないか!どうしてくれるんだ!歌え!」って。
[fin]