砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

マーティンボロ 新潟記念回顧ver1.03

馬鹿な予想をしたもんだ

一にも二にも内馬場のさっぱり具合を考えていなかったことが敗因。

これを考えていれば内枠なんて買えたもんじゃない。

だって逃げ馬が避けるほどに渋っているだなんて考えてなかったよ。

ていうか今回は過去のレースをあらってないし。つまらぬことをした。

大逃げにならなかったしなっ!

ナルトは58秒くらいで逃げて欲しかったが・・・そこそこに折り合いついちゃったな。

これも教訓だ。

そこから全部狂ったもん。

二番手か三番手以降はスローペースで進んで4ハロンのロングスパートになると考えてたのにっ!

スロー&ロンスパだからこそしぶとい脚のカルドブレッサよ。エックスマークよ。

・・・ステラウインドはどうしたの!?

4F競馬ともなれば流石にマーティンボロは先行しなきゃ保たねぇべ、と思ったんだがねぇ。

ミドルペースで経緯して外枠が一気に差し脚を伸ばす展開になっちゃった。

苦しい中で脚を伸ばす。

こういう展開はヘンテコディープの真骨頂で、

そういった奴らの中でも格別の名血であるマーティンボロが格で差し切った。

そしてモチジュン先生をして「ハーツクライキャプテントゥーレみたいなもん」といわしめたクランモンタナ

速い上がりを求められなかった今レースは展開が向いた。

というよりもこの前受け粘りは新潟の華とも言える素晴らしき母父トニービンの真骨頂。

サトノノブレスは母母父と牝系のアンマッチにより外道系のディープとして暗躍しているが

こっちはリファールをクロスさせたりして、トニービンが近すぎることを除けば正統的。

次はオールカマーということだが・・・悪くはない。

オレンジ帽あたりで一気にまくり差すなら非常に面白い。

・・・?

あ、新潟開催か。あー、これはいかんね。馬場的に。勝ちきれるか?

そして中山2500mというディープの鬼門オブ鬼門、日経賞を3着したラストインパクト

これもまた名血のヘンテコディープだ。

トーセンジャガーアロマカフェマンハッタンカフェのベターパターンで、

のっぺりと伸びる脚が新潟の長い直線にどこまでもマッチした形。ペースが合ったのだろう。

ディープ、ディープ、ディープ、マンカフェ、マンカフェ、スターリングローズ、ディープ、ディープ、ディープ

ん?

やはりアスカクリチャンは変なやつだなぁ。

ていうか外枠のディープを買うだけで良かったのか!?

しかしローウィラーの騎乗はすごかったな。ぴったりきっかし届かせてきた。

最後の最後は脚が鈍っていたから本当にちょうどよく入線したのだろうなぁ。

というか変な話なんですよ。

マーティンボロは小回り脚質。これは小倉記念の切れ方で間違いがない話。

しかし中日新聞杯を、中京2000mを大外まくりに差し切った持続脚も確かにあって、

それはまぁ斤量もあったのかなぁ、なんて考えていたら新潟の持続戦を差しきりやがった。

モチジュン先生とはちょいと違う考えになりますが・・・結果を受けてみれば持続型ですよねぇ。

小倉は外が伸びてまくりが決まった、という方が正しいかもしれない。

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