砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エリザベス女王杯予想 決定版

わりと自信があるんです。買おうとは思わないけど。


1~9番はヌーヴォレコルト包囲網ができやすい様なえげつない枠となっていて、

ヌーヴォは出脚の弱いタイプではないんだけど京都2200mでは被せ様はいくらでもあります。

京都大賞典デスペラードトーセンラーに被せて行ったのを見ても京都外回りの中距離戦ではありがちなことですね。

そしてそのヌーヴォレコルトの隣にはメイショウマンボがいるわけです。現在2番人気。

メイショウマンボは・・・というか武幸四郎は1番人気の馬をマークしてレースすることがとっても多い。

いつだって本命馬を邪魔しながら「ここから伸びればこいつに勝てる」というレースをしてきた。

ヌーヴォレコルトは速い脚を使うというよりもジワジワと伸び続けるような脚を使う。

だから切れる脚をもつメイショウマンボは塞ぎながら進んで土壇場でポンッと抜け出せれば、という形か。

こういう陰湿な競馬は牝馬戦においてはよくあること。

今年はそんなに人気が集中しているわけではないけれどマーク戦法は非常に有効だ・・・。

スローになればやっぱりそういうやり方が効果的だもんね。あんまり面白いことじゃないんだけども。

それじゃ外の馬は被せにくるのか・・・といえばそんなこともない。

9番のホエールキャプチャや10番ヴィルシーナ、そして17番ブランネージュくらいだろうか。

そして逃げるのは・・・ヴィルシーナくらいじゃないかと思う。

そんでね。ちょいと思いついたことがあるから書いておく。

この大一番で何か出来る人間ってのは数少ないでしょう。

俺は・・・コウエイオトメが逃げを敢行するんじゃないかなぁ、と。思う。

過去にシンメイフジ北村友一が逃げているから、という単純な考えが原因なんだけど・・・

京都大賞典を見てもゲートの出は悪くない。人気もない。枠も逃げには適している。

そして最も距離不安のない馬でもあるでしょう。2400mを万全の態勢で走ることの出来る牝馬だ。

こいつがペースを作ったらさ。結構面白いんじゃねぇか?

いかん。コウエイオトメの逃げは悪くないぞ。気性面はイマイチ分からんけども。

ちょっと冷静になろう。寝よう。

[再開]

なぜコウエイオトメに夢中になったかと言えば・・・

やはりこういったジリジリと伸びる馬が前を行けばエリ女ってのは粘れるんですよ。

スローになるからね。

気性の問題もあるけども・・・馬のやりやすいペースってのはやっぱりあるでしょう。

何番手で追走するのかは相対的なもんじゃなくて絶対的なものなのだから

混合戦で脚を使える馬がエリ女で後ろを行くというのはペース配分を考えれば良いことじゃない。

マヤノトップガン的に馬のやりたいペースで行かせてみる。その結果が逃げだった。

もちろんそれで折り合いがつくということもなさそうだが・・・。

しかしまぁ、ここで躓いてしまえば終わりですわ。

もうコウエイオトメの大穴が頭にこびりついてしまった。買わないぞ。絶対に・・・。

ということでね。阪神マイルの最強牝馬2頭。そのうちの一頭をここで狙うのもいいだろう。

阪神マイルは長い直線ということもあって粘り脚への要求度が高い。

それだけに溜めのある展開になりやすく・・・つまりそれは千八的なのだ。

だからこそ道中の折り合いに失敗しなければ桜花賞の結果はオークスへ繋がるのですね。

むしろ実際の千八。阪神1800mのローズステークスの方が溜めがないくらいで、

淡々とした流れの中で終いを11秒でラップするという速い展開になった。

溜めて・・・最後の最後に脚が鈍る。そういった展開でこそレッドリヴェールは伸びますね。

あくまでも中距離馬。そしてあくまでも粘り脚。それがレッドリヴェールだ、と。

瞬発力などそこそこに留まる。阪神マイルを制する馬はいつだって粘りに特化している。

ハープスターは瞬発力の鬼であり、その上で高能力馬でしょう)

ヴィルシーナのすぐ外、外から被せてくる馬はいない。(ブランネージュがいるが遠い)

それならば先行しても構わんだろう。ステゴ×ディキシーランドバンドはどうみても中距離配合だ。

牝馬でなけりゃ菊花賞で狙いたくなるほどだろう。

モチジュン先生は「マイルで切れすぎていた」と言ったしダービーで本命にまでした。

血統的観点からは距離不安など微塵もないはず。仮に先行するならば福永は信用できる騎手だろう。

それでも本命はショウナンパンドラ

京都外回りで買わずにどこで買うのか!と。(内回りで勝っちゃったけども・・・)

春先から「ディープ+ゴールデンサッシュ牝系とかエリ女で勝てるじゃん!」と狙っていたのだ。

ここで節を曲げるわけには・・・。

ショウナンパンドラレッドリヴェール

こればかりは譲れない

3着はねぇ。2200mであるからヌーヴォレコルトがなんとか抜け出せるかも?

岩田は本命に乗る以上半端な騎乗をしない。5番の赤帽子を活かした先行策に出るでしょう。

「マークできるもんならしてみろよ」と。樫の女王対決に打って出るはず。

ドスローならメイショウマンボが抜け出せると思うんだけど・・・

そんなに極端なことにはならないだろうし、今回はメイショウマンボが綺麗に抜け出せる絵が浮かばない。

ヌーヴォレコルトの持続力ならば前が極端に塞がらない限り・・・というか岩田はそういう騎乗をしないな。

一番人気を駆る以上岩田は・・・サルは間違いなく内をざっくりと突いてくるだろう。

それならば2着3着が関の山だろう。

スローの外回りならばショウナンパンドラがダントツに強い。

内をジワジワとラキシスとかリヴェールとかヌーヴォとか来るけども・・・間違いなくパンドラだ。

[fin]