砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

レンイングランドを本気で買おうか迷う NHKマイルC予想

だって母母父がミホシンザンで3代母がスイーブだぜ?

近親にはキストゥヘヴンというG1馬までいるんだぜ?


スイーブはウイポで所有している繁殖。良い仔を出さなくて困っているところ。

なんかねぇ。シンザン≒ゴールデンドラゴンという不思議なニアリークロスを持つから心が揺れるのよね。シンザン三冠馬である・・・というのは常識か。「鉈の切れ」とウィキペディアではあって、欧州的な血統が肝となっている配合であるから鉈で表現されるのは間違っていないと思う。

ん?二代母のロングチアーズはミホシンザン≒スイーブ1*1じゃねぇかな?強力すぎるくらいの相似配合だと思うのよ。ハイインローとシンザン血統をクロスしているわけで、あとはノーザンダンサーなどの血統を組み入れつつ、Hyperionシンザン血統を継続したいなぁ、というわけだ。

その末にサクラバクシンオーというチョイスは最高のもんであろう。母親の代まではすごく筋の通った配合をしているよ。また分かりやすい平坦巧者であるのはPrincely Giftを綺麗に刺激しているからだ。ザテトラークは累代クロスしているからまず間違いのないところ。

だけどクロフネバクシンオーが本馬の配合で、それだと流石にマイルは長いのよ。せめて1400mだわな。だけど「クロペリオン」っていうクロフネ黄金配合の要件は満たしているから1400m馬としてはそんなに見劣りのするものではない。G1でアレコレ出来るかは別としてもスワンステークスあたりできっちり勝ち切るくらいは出来る配合形だと思う。京都1400mの鬼だな!

あれ。マテンロウハピネスがこんなに低い人気なのか。そりゃ完璧なダイワメジャー配合とは言えないにしても、なかなか見どころのあるやつだと思うんだけど・・・あぁマイル勝ちはあるけど1400m的かもしれないな。外枠から競馬をするには距離延長が辛いかもしれん。NZTもきっかり200mを残して力尽きてるもんなぁ。

基本的にこいつらは1400m的だったり小回り向きだったりするからアルマワイオリでいいと思うのよ。きちんとマイラーとしてマイルを勝ち負けしてきた馬を買えばいいという理屈。だって1400m馬が綺麗に出て行ってペースを作るでしょ?やや速めで流れていくならばアルマワイオリが一番ペースを作りやすいはずよ。この展開で勝浦ならきちんと差しきってくれるはずさ。

もちろんアルビアーノも強いんだけどこいつはマイルというより1800m的。マイル戦で抜けたスピードは持たないと思うし、好位から運んでも少しロスが目立つ上にペースは決して遅くない。多分2着3着だと思うんだわなぁ。

そういった中で最もロスなく運べて、展開も合いそうな馬というとグランシルクに戻ってしまう。そこらへんはおそらく戸崎のソツのない騎乗でしっかりやれるんじゃないかな。アヴニールマルシェはマイルなら差しにまわるだろうから内枠の有利がほとんどない。もちろんグランシルクも出遅れというリスクがつきまとうわけだが・・・。

アルマワイオリ-グランシルク-アルビアーノ、という風に買おうかな。

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