砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

中距離以上のスタミナで ラジオNIKKEI賞回顧

マルターズアポジーがサッとハナを切る、そこからリードを・・・取らない。ここでもう展開読みは全て大ハズレ。というか、よく考えたらペース読みをあんまりしていなかった。そりゃ頭がごっちゃになって投げ出すよ。

ただ上位3頭はみんな「距離短縮だし・・・」と複雑な思いで消していた馬たちで、結局奴らは11秒後半の地味なロングスパート戦をフェイムゲーム的にサーッと流れこんで行ったのだろう。上位陣は菊花賞で買えますな。

展開はなんだか既視感ありまくりで、「あ、これって宝塚記念」と。大外枠からラブリーデイがやってきてまくりかかる。内からサッと差すショウナンパンドラ。内追走からロスなく外へ出して柔らかピッチストライドでバーッと突っ込むデニムアンドルビー。もう今の俺が見れば全てのレースは宝塚記念の焼き増しだな。ただちょいと違うのは絶好の展開を握りながらも沈没していったレッドデイヴィスに小回り機動と重厚なRobertoスタミナが加えられていたことよな。

そう。あれがレッドデイヴィスにあればよかったのよ。

[fin]