砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

メイショウマンボの配合

メイショウマンボKingmambo(スプリングマンボ)≒ジェイドロバリーのニアリークロスが大きいのだけれども、サラBLOOD vol.4でGさん先生が提唱されたAmeriflora≒Kingmamboも同時に起こっていて非常に強烈なニアリークロス群が形成されている。

その緩和を大きく担っているのがサンデーサイレンスとなるわけだが、これはこれでロベルトとHail to Reasonがかぶっている。サンデーサイレンス×グラスワンダーという配合形なのでなるほどこれは硬質な部類だろう。体質の硬質化+ズブさによって芝で動かなくなるのも分かる。

メイショウモモカの代で既に「スーパーニアリー」が起こっていたわけで、次代のメイショウマンボではスーパーニアリーの継続と同時に相似配合の形が取られているのだわなぁ。NDの観点では緊張と緩和だが・・・うん、これは相似配合かねぇ。

そうなるとマンボの次代にはどういった配合形を取るべきか。

おそらくこれは数少ない緩和部分を緊張させて、非NDかつ非Hail to Reasonで全体的な緩和を行うべきだ。こんなこと出来るのか?

少ない非緊張部分=緩和部分と言えばCosmahとWishing WellとPrincequilloとRelicとマルイチジヨウオーくらいなものだ。さて、これらを緊張させる手段としての種牡馬が日本にいるのだろうか。

[続く]