砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

高松宮記念予想part2

ミッキーアイルは松山だから今回も出してくるし、ハナを競うなら前2Fは激速の流れだろう。問題となるのは前3F目の流れで、中京スプリントなら引き続けて流れ込んでなんぼだが松山ミッキーアイルなら抑え気味に11秒台を刻んできそう。

中井裕二酒井学のオーダー守り隊が外からそれを制するのかが大きな分岐点。「なんだコイツ速いぞ、番手でいいんじゃね」ということになれば純粋なスプリント戦にはならない可能性はあって、そうすると好位~中団外の流し斬りが決まる。

枠の傾向からすれば外の差し馬を狙ってなんぼだし、内に入ったビッグアーサーは人気勢の中でもミッキーアイルに継ぐ靭やか馬だから内を回ると少し伸びに欠けるかも。4角の中団でストライドを緩ませない福永騎乗だからこそ買えるのか・・・それとも買えないのか。

勝負を決めるのはレッツゴードンキアクティブミノルだろう。この絶好枠に入った逃げ先行~好位馬は勝負どころで動けないはずだから典型的な障害物。この外を行くのか内を行くのか・・・あるいはその前へ先んじているのか。人気馬に乗る騎手たちの腕の見せ所である。

おそらくルメールは内を行き、福永はそれを追いかける。バッシュはルメールを外から締めながら4角で袂を分かつだろう。その時にブルズアイを標的にした追い込みがあるのかどうか・・・。

馬場や距離のロスが大きいのがエイシンブルズアイ

最も理想的な道を行くがヨレなどの影響を受けやすいのがアルビアーノ

1馬身遅れて理想を行くが最後の伸びまで運べるのがビッグアーサー

おそらくこの3頭の勝負になるだろう。3連複でも1000円行かないだろうし3連単の高めでも4000円行くかどうか。スプリント界の将来を決める一戦を何の私見も持たず見るべか。したら予想はここで終わりだわな。

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