砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

中京記念回顧

◎フロンティア→4着

◯ロワアブソリュー→12着

ブラックムーン13着

ガチなマイル戦となった。

ハイペースだから後方が有利だった・・・というのも少し違う。中京1600mは差しのレイアウトだからまともに踏破すれば差し馬が有利となる。

ラップそのものは前傾であるがレイアウトからして平常なレースだ。現代日本の血統からは想像もつかないが、特化した血統馬ならば下りのマージンで押し切るだろう。

エプソムダウンズの2400m。これの登り下りを緩くして1600mへ短縮したような感じではある。

ウインドインハーヘアトニービンのスタミナを1600mへ向けた配合が有利だったのかもしれない。グレーターロンドン・ロジクライ・リライアブルエースの3頭はFair Trialとして優れている。

グレーターロンドンはディープインパクト×ドクターデヴィアス英ダービー馬)×Danzig

ロジクライハーツクライ×Danzig×Burghclere

リライアブルエースはディープインパクト×Nureyev&Son-in-Lawましまし

中京1600mはFair Trialの悪い気性から展開する脚では差しづらいはず、と思っていた。前傾ペースの追走だとこんなにも器用に立ち回る血統なのだわ。ハーツクライってのがそういう血統であるし、スワーヴリチャードもハイペースの安田記念を力みっぱなしで追走していた。なるほど。

イーブンペースでRibot差し最強が飛んでくる。鞍上は追い込みの達者田辺裕信

Ribot持ちの多いレースではこういう結果が出るのか。

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