砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

東京優駿予想

悩ましい。

 

◎サリオス

◯サトノフラッグ

△コントレイル

 

エイシンフラッシュはダービー制覇後に勝ち星に恵まれず、5勝目をあげたのは2年後の秋天、スローの東京2000mでした。

ドイツのHyperionは英愛や北米のそれに比べるとG1的な適性に劣るもので、やっぱりドイツってのはSon-in-Lawで、Hyperionが本体ではない。

だからHyperion的にしっかりと本格化した馬で争われる古馬G1では惜敗しがち。しかし3歳春の段階でもっともHyperion的に鋭く差せるのは不思議とドイツで、ドスローの上がり勝負となったダービーを綺麗に差し切ったのがエイシンフラッシュでした。

それはオークス馬ソウルスターリングについても同様。マイル的なスピードでは劣っていても、なんやかんやで東京2400mを一番上手に攻略してみせます。

 

朝日杯FSをサリオスが制して、ホープフルSをコントレイルが制した。この段階から「コントレイルが皐月賞を、サリオスがダービーを。」というイメージがほわほわ~と湧いたものです。

ホープフルSはロゴタイプの様な馬を見つけ出すレース。

朝日杯FSは未成熟な中距離馬がビシッと完封するレース。

そういうイメージで決まったのが昨年の2歳戦線で、したらばここはサリオスが勝つべきだろうと。

 

コントレイルは十二分に強い馬ですが、皐月賞はドハマリしすぎた感。三冠級である説は配合的に否定しやすく、東京2400mや京都3000mで絶対の信頼は置きづらい。であれば、将来の菊花賞馬と目すサトノフラッグを上の評価としたい。

かといって、コントレイルとサリオスに対するサトノフラッグのパフォーマンスはかなり下。良馬場に変わってパフォーマンスは上げるでしょうけれど、それを加味しても皐月賞3着相当の評価がギリギリ。

距離適性の差でコントレイルを封じることは出来そうですが、同じSon-in-Lawマニアであるサリオスとの差は埋まらなさそう。

 

 

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